鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3505回】 衝動買いの時代

2020年08月04日 | 住宅コンサルタントとして

賃貸アパートマンションのレベルが上がってきていますので、

こだわりが強くない夫婦にとって、

わざわざ土地を購入し、注文住宅を建てる必要性は、

低くなっているかもしれません。

 

そんな中でも、事業を継続していく上で、

お客様に選んでいただかなくてはならない訳です。

 

来場に関しては、SNSやYouTube等で、

自社の人柄をしっかりと発信していけば、

ある一定以上の魅力がある会社であれば問題ないでしょう。

 

問題はそこから先です。

 

先日、ジャパネットの高田明さんの息子さんであり、

現ジャパネットの社長の高田旭人さんの著書を読みました。

 

あのカリスマの明さんよりも、

息子さんにバトンタッチしてからの方が、

年々売上を伸ばしているのです。

 

なぜジャパネットは売上を伸ばしているのか?

 

一つは、個の力、カリスマの力に頼らず、

しくみと組織で稼ぐ体制をつくられている、ということです。

 

そしてもう一点、私が「なるほど!」と思ったことは、

通販の場合、ほぼ大半が衝動買いなんですね。

 

最初から「この商品を買うぞ!」と思って

通販番組を見ている人は非常に少なく、

大半が衝動買いなのだそうです。

 

今、何か生活に困っていない方が、

番組を見て衝動的に欲しくなる。

 

住宅の場合、欲しくなってもすぐに買うことはできませんが、

必要と思っていなかったものを急に欲しくさせる、

この一連の情報発信が、これからの住宅会社にとって

不可欠なマーケティングになってくるだろうと思いました。

 

家なんて考えもしていなかったご夫婦が、

衝動的に住宅が欲しくなったり、

モデルハウスを衝動的に見たくなったり・・・。

 

そんなマーケティングを

クライアント様と実行していきたいと思います。


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