鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2913回】 組織が大きくなってくると・・・

2018年12月21日 | 住宅コンサルタントとして

業績の向上と共に、スタッフさんを採用していくと、

いつの間にか、組織は大きくなっていきます。

 

そもそも、スタッフさん一人ひとり、

生まれ育った環境も、親の躾も価値観も、全てが異なります。

 

すなわち、人が増えると、組織はまとまらなくなるのです。

 

それではお客様のために良い仕事ができませんから、

組織がなるだけまとまるよう、

組織内の考え方、価値観、行動の基準をつくる必要があります。

 

例えば、お客様がご来店した際やお帰りになる際に

どういう行動を取るべきか?

 

電話がかかってきた際の対応の仕方は?

 

工事中やお引渡し後のお客様宅でクレームが発生した際、

お客様へ対応する時にどういう心構えで接するのか?

 

後輩や新人さんに対して、どういう気持ちで接するのか?

 

などなど、これらをスタッフさん個人任せにしておくのではなく、

心構えの基本は統一しておくべきかと思うのです。

 

そしてそれらがしっかりと組織に定着するよう、

繰り返し伝えたり、皆で理解する場をつくっていくのです。

 

 

組織が大きくなるにつれて、

業務マニュアル制作など、

やり方論をブラッシュアップするケースは多いですが、

私個人は、やり方論の前に

まずは基本の考え方、スタンスづくりが大切だと思っています。

 

あいさつをしっかりとする。

人の話を聞く時の姿勢を整える。

必ずメモを取る。

社内、社外問わず、言葉のやり取りだけで仕事の依頼はしない。

必ず書面でおこなう。

お客様最優先。

自分のマイナスの感情を職場に持ち込まない。

皆が気持ちよく仕事ができるよう、自分の言動に気をつける。

環境整備を徹底する。

 

などなど、いろいろとあるかと思います。

 

皆さんの会社には、考え方や行動の基準がありますか?

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