鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4437回】 業績が悪いのは何故か?

2023年02月22日 | 住宅コンサルタントとして

企業経営をしていれば、

業績が良い時もあれば悪い時もあります。

 

業績が良いということは、

過去から取り組んできたことが

市場やお客様のニーズに合っていた、ということの証です。

 

一方、業績が悪いということは、

これまで取り組んできたことが

市場やお客様のニーズに合っていない、ということの証です。

 

業績が良くない時、

これは「何かを変えなさい」ということを

神様が教えてくれている訳ですが、

この原則を理解できない経営者や幹部も存在します。

 

では、業績が悪い時、何を変えなくてはならないのでしょうか?

 

基本的な部分でいうと、

 

・商品を変える

・価格を見直す

・仕様を見直す

・営業フローを変える

・マーケティングを変える

 

などが挙げられます。

 

お客様のニーズであったり、

ライバルの商品力やポジションを分析しながら、

自社のいろんな部分を変えていかなくては、

結果は良くない状態が続くのですね。

 

私がここ最近、感じているのは、

商品の価格帯とターゲット層に合ったブランディングが

自社は出来ているかどうかが重要であるということ。

 

どういうことかというと、

例えば自社の住宅がかなり高額で、

市場内における所得が高い層をターゲットとしている会社が、

カジュアルな雰囲気を醸し出していたり、

その逆でローコストなのに営業マンがスーツでカチッと決めていたり、

というのは、結果が出にくい、ということなのです。

 

ストレートに言うと、お客様の世帯年収に対し、

商品のランクと自分たちの見え方、接客・おもてなしのバランスが

非常に重要である、ということを強く感じます。

 

ここのバランスが良くないと、

自分たちに相性があまり合わないお客様を引き寄せたり、

お客様に来場していただいても、

そのお客様の収入では買えない商品であったり、

ということが多発するのです。

 

で結果、契約につながらず、業績が悪化する。

 

業績が良くないということは、

何かを変えなさい、という神様からのサインなのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする