鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1475回】 子育ての考え方

2015年01月14日 | 住宅コンサルタントとして
我が家の子どもは、今中学3年生の長男と中学2年生の次男の2人。

私が中学生の頃は、自分の部屋にこもって勉強をしていましたが、
我が家の子どもたちはリビングとダイニングで勉強することが圧倒的に多いです。

そして勉強道具の横には漫画もあれば、プレイステーションもあれば、
iPhoneもあるという感じで、気分転換をしながら宿題に取り組んでいます。

「勉強しなさい」ということは、一切言いません。
自分の人生なんだから、自分で考えてやりなさい、ということだけを要っています。

宿題の提出期限が近づいてきて、
追いつかないと感じると夜中まで勉強していますし、
そもそも次男は片道2時間かけて通学し、更に部活もやっているので時間が無い。
で、電車に乗っている時間を活用して宿題をしていたりするので、
子どもながら、なかなか良い時間の使い方をしているなと思っています。

長男、次男共にスポーツをしていますが、
どれだけ努力しても、叶わない選手、叶わないチームがいます。

試合で負けて自宅に帰ってくることもしょっちゅうです。

でも負けることも、これからの人生にとってとても良い経験だと思っています。

子どもたちに言っているのは、

「世の中に出て、100の努力をしたとしても30とか10の成果しか出ないこともしょっちゅう。
世の中なんでそんなもの。
決して自分のイメージ通りになんていかへんねん。
その中で、どう考え、どうバランスをとってうまく生きていくかが大事やねんぞ!」

ということと

「でも、努力を続けていれば、それは確実に自分の力、自分の成長につながるので、
コツコツとやり続けることは絶対に無駄にならへん!」

ということです。

これは自分自身がこれまで生きてきた中で感じていることです。

後、「これをしたらダメ!」「なんでこんなことをするの!」という言い方をせず、

「お父さんは、普段から何て言ってるんやったっけ?」
「こういう時はどうしなさいって言ってたかな?」

となるだけ子どもたちが自分で考えるような伝え方をしています。

失敗したり挫折を経験しても、そこから何かを学び、
それを自力で乗り越えていける大人になる。
自分の頭で考え、自分で行動できる。
自分にもいずれできる家族に良い暮らしをしてもらえるだけの生活力を身につける。

こんな感じで育ってくれたらなぁ、という思いで、いつも子どもに接しています。

今のところ、私の子どもとは思えないくらい、
ええ感じに育ってくれています(←親バカです)。

皆さんは子育てについて、どんな考え方をお持ちですか?
コメント
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