気象庁は「関東甲信と東海、近畿、四国、それに中国地方で梅雨明けしたと見られる」と発表した。
ほぼ一斉の梅雨明け発表だ。しかし、豪雨被害に見舞われた九州北部や北陸、東北南部、北部はまだ。
普通ならば、九州北部は四国や中国が梅雨明けなら同時に発表があるはずなのに、今年はまだのようだ。
夕方のテレビニュースを視ていて、『梅雨が明けた。あすから熱中症に厳重注意』はよく聞いたが、北部九州のことはほとんどコメントがなかったようだ。
きょうの気象庁梅雨明け発表で午後になったのが四国だったが、その理由がはっきり報告されていないのは残念だ。
梅雨明け発表も大事だが、残った地方の事も触れてもらいたかった。今年は特に!
セミは実に気象情報を察知するのが早い。
一昨日の雷の凄い音のあと、早速、“待ってました”かのように、午前中、少々の雨でもクマゼミたちの鳴き声は一斉に高く、強くなっていた。
きょうも、午後になって"梅雨明け発表"となった四国では、午前中、それは賑やかな大合唱だった。
この声を聞くとやはり暑さが増幅する。
さて、今年は特に熱中症にならないよう、どうやって安上がりの対策をするか、肝心なことだ。