午前7時過ぎに目を覚まし、テレビのリモコンスィッチをON、もちろんNHK総合テレビだ。いつもと様子が違う。寝ぼけ眼で画面に集中していて、島根県に大雨特別警報が発表されていることが分かった。
その後、福岡県と大分県にも大雨特別警報が出され、大雨が大暴れの1日だ。
“線状降水帯”という気象用語がどんどん放送でアナウンスされ、気象庁は『重大な危険が差し迫った異常事態』として土砂災害や河川の氾濫、浸水害に最大限の注意を呼びかけている。
私も昼前、空がだんだん曇ってポツポツと小雨が降り出していたが、本屋に行く用事があったため折り畳みの傘を持って出かけた。
書店を出る頃、本降りになっていた。遠くで雷の音もしている。
スマホで雨雲レーダーを見てみると、黄色から赤の表示になっているではないか・・・!
小川は増水、下水路のマンホールからは水があふれ出る寸前だった。
雨はどんどん激しくなる。バイパスの信号機も雨で見にくくなるほどの豪雨がズボンを濡らし、帰宅する頃にはびしょびしょに濡れてしまっていた。
すぐ着替えをしたが、ズボンとソックスは洗濯機へ。
激しい雨は1時間余りで小降りになったものの、短時間でかなりの雨量だったと思われる。
多分、山陰地方の前線(雨雲)が移動してきたのだろう?
50年ほど前、近くの小川が氾濫し、自宅の庭まで川の水が迫って来たことを思い出した。
テレビで福岡県と大分県の被害状況を見ていると怖さが募る。