経産大臣の枝野さんは公の席上、個人的にはそんなに言い間違いをするような人ではないと思っている。
その方が、15日徳島の講演会で『原発が一瞬ゼロになる云々』発言をし、変だなぁと感じたが、早速『一瞬』を『一旦』に訂正した。
菅内閣で、官房長官、野田内閣で経済産業大臣に就任している枝野氏は、弁護士さんだけあって口八丁、手八丁で持論を展開するのだが、だんだん地金が出てきつつある。
というのも、YuTube投稿サイトでは賑やかな映像が目を引いている。《詳しくはそちらを参照》
いま、一日のニュースの中で、原発問題が出てこない日は決してない。その担当大臣の発言がだんだんブレてきているようだ。
危険な原発を再稼動させないと日本経済が低迷を続けるということは明らかであるのだが、こんなに狭い国土にあわせて54基の原発が存在していることも事実だ。
アメリカスリーマイルアイランド事故、ロシアチェルノブイリ事故、そして福島第一原発事故の教訓を無駄にしてはいけない。
原発をどんどん設置してきたのは自民党政権時代。民主党もそれには加担していたはず。
大飯原発再稼動で京都府知事や滋賀県知事が、事故になると原発設置県だけでなく周辺自治体にも影響を及ぼすことを危惧し、“被害地元”という表現で提言をまとめたが、私はこんなに狭い日本にそんなに多くの原発が必要だと思わない。
一度リセットして、原発を減らすことも考えなければいけないと思っている。
それにしても政府には説明責任があるのに、地元同意ばかりを優先し手続きだけを急ぐのは?おかしな話だ。
こんな時期こそ、政治家がきちんと仕事をしなければならないのに。。。。