関西電力社長が、大飯原発3、4号機の再稼働に向けて、実施計画=工程表を枝野経産相に提出した。
政府が再稼動の条件とした安全対策の暫定新基準を求めたことに対する回答だ。
とにかく、早く再稼動をしたい電力会社、きちんと安全性を確認できないとOKを出さないとする政府?。
早く再稼動をしたい関西電力にとってみれば、驚くほどの速さで工程表を作成したと思う。猛スピードだった。
こんなに早く安全対策が出来るのだったら、なぜ前回の工程表提出時にその内容を盛り込まなかったのだろうか・・・???政府に言われて第2の工程表を提出したのは何か意味があるのではないかと考えてしまう。
この新工程表に基づいた政府の野田首相ら3閣僚の会議は、この原稿を書いている時間にはまだ行われていないようだが、政府が『再稼動OK』のサインを出せば、枝野経産大臣が地元を訪れ、説明をするというのだが、どうなるのだろうか原発立地県の住民として、大飯原発の再稼動がどうなるか。近ごろ原発政策についての政府の動きがややブレ気味なだけに気懸かりだ。
特に、住民サイドに立った決断をお願いしたい。福島の事故を2度と繰り返さないためにも・・・。
やはり、『NO MORE FUKUSHIMA』なのだ。