Googleが東日本大震災で大きな被害を受けた太平洋沿岸や主要都市周辺を今年夏から撮影車で走らせ、昨日13日から公開した。
撮影の距離は4万4000キロという。
これまでストリートビューで、何度か震災前の仙台市などは見たことがあったが、きょうは初めて被災後に撮影したという航空写真を始め、震災後撮影のストリートビュー画像を見た。
テレビの画面や新聞、写真誌などで被災地や被災家屋の動画や写真を何度となく見せていただいたが、こちらから能動的に見るのは初。
改めて被害の大きさに、途中でマウスを操作するのを止めてしまうこともたびたびあった。。。
2011年3月11日から早くも9ヶ月。被災地の瓦礫処理が進み、復興への足音が大きくなっていることは確かなようだ。
Googleの『未来へのキオク』プロジェクトに拍手を送るとともに、大震災後の状況を、そして震災前の美しい東日本の再生を一人でも多くの人に確認していただきたいと思った。
月並みなことばだが、一日も早い復旧を願うとともに、被災された方々の粘り強さに感動した。
それにしても、あの福島第1原発事故さえなければ、気持ち的にもっと早く復興が進んでいるのではないだろうかと考えるのは私だけだろうか。
年の瀬を迎え今年1年を振り返るとき、『がんばろう!東北! がんばろう!!東日本』と改めて心の中で叫んでいた。