しばらく姿を見なかったあの女性アナウンサーが、悲痛な表情で声を震わせ金総書記死去を伝えていた。
正午のNHKニュースは、同時通訳の声が聞こえ久し振りのあのアナウンサーの声は聞えてこなかった。夕方7時のニュースでは多分聞かせてくれるだろうと期待してテレビの前で待ち構えた。
今度は、黒服の(喪服だろう)アナウンサーが懐かしい声でアナウンスを始めた。
字幕によるとアナウンサーは「悲痛な気持ちでお知らせしなければならない」と声は震えていた。
また「革命に一生涯をささげた」などと総書記の偉業をたたえた。(共同から)
2日前に列車で移動中、心筋梗塞が起き、還らぬ人となったというのだが、医師団が随行していて救命救急処置がとられなかったのだろうか?
結果として、そんなことを振り返っても仕方ないが・・・あまりに急な死去に各国の対応も慌しかった。
日本は特に、冷静を装いつつ正午過ぎ、テレビ放送で総書記急死を知った閣僚が急ぎ足で官邸内に。
野田総理が閣僚に指示し、会議は10分ほどで終わったという。
野田総理にとっては、東日本大震災や原発事故処理、消費税増税問題、今度は大きな外交の動き。次々に課題が増えていく。果して十分な対応が出来るのだろうか?
金正日総書記の後継者は、金正恩氏。まだ20歳代という。
以前、小泉首相が訪朝し交わした日朝平和宣言の今後は?。拉致問題の行方は?などなど外交がますます重要になってくる。
2011年今年の重大ニュースが1つ増えたのは確かだ。