福島第一原発2号機も3号機もやはりメルトダウンしていた
メルトダウンが判明するまでに2ヵ月半かかっている。メルトダウンの疑いがあったのに、隠し続け、否定し続けて来た東京電力、政府、経産省保安院の釈明は聞きたくない。
政府にしても電力会社にしても全く危機管理ができていない。東海村事故の際も新潟刈羽のときも、危険極まりない原発事故の、原因究明になるとかなり遅くなっていたことを思い出す。
想定外のことを想定もせずに、地域住民を欺き“安全 安全”と宣伝してきた原発だが、やはり危険極まりない施設であることが明らかになってきている。
あまりにも頑丈でなかった福島第一原発の3機とも手抜き工事をしていた??などと想像するのはやめるとしても、国の安全審査をパスしているわけだから、“大丈夫”と信じるほかはなかった。
原発事故は被害範囲が大きいのだから、そんな甘い審査で良かったのだろうか?事故が起きてからでは遅いのだから、万全の備えをきちんとしておかなければならないのに、大丈夫、大丈夫と検査が甘くなっていたのだったら大変なことだ
菅さんがG8出席のためパリに向け出発したが、こんどのG8は集中砲火を浴びることも想定し覚悟を決めなければいけないということがよくわかった。