http://www.kantei.go.jp/jp/kan/statement/201105/06kaiken.html《首相官邸・動画あり》
やはり、菅さんはやるときはやるのだ。
『私は内閣総理大臣として、海江田経済産業大臣を通じて、浜岡原子力発電所のすべての原子炉の運転停止を中部電力に対して要請をいたしました。その理由は、何と言っても国民の皆様の安全と安心を考えてのことであります。同時に、この浜岡原発で重大な事故が発生した場合には、日本社会全体に及ぶ甚大な影響も併せて考慮した結果であります。 』と述べ、次に重大事故が発生する恐れの強い浜岡原発のすべての原子炉を停止するように発表した。
その裏には、Ｍ8.0クラスの東海地震が発生したときの国民の安全を最優先項目に挙げ、浜岡原発のすべての原子炉運転停止を決断したのだ。
この突然の発表に経済界はじめ各界は驚きを隠せない。
しかし、原発そのものの及ぼす影響について、福島第１原発で辛酸を舐めさせられた上、万一、このようなことが続けば日本は壊滅的な大被害を受ける。
この国に、安全快適に暮らせる環境平和があってはじめて、経済発展がなされるはずなのに、多少の危険を容認し、自己や企業の業績を優先させようとするこれまでの政治にピリオドが打てるのだろうか？
多くの犠牲者を出した東日本大震災は、私たちのこれまでの生活を見直し、変革していくてことを求めている。そして、未曾有の大災害に遭った震災犠牲者たちはそれを訴えているように思えるのだが・・・・。
