昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

②日本一の大楠に8畳の樹根空洞

2007年01月06日 | 九州の旅
写真は、蒲生の大クスにある樹根空洞の入口です。
案内板には樹根空洞 直径4.5mと書かれてあり、木の根の間にかがんで通る大きさの出入り口の奥に8畳程度の空洞があるそうです。入口にはカギがかかっていましたが、ちょっと覗いてみたい気持ちになりました。
蒲生町のサイトに町民が大クスを大切に守ってきた記録が掲載されていますので是非見て上げてください。
http://www.town.kamou.kagoshima.jp/kamou/main-f/this-is-kamou/machi/kusu-frame.htm
帰りに蒲生町観光センター(小さな道の駅の感じのお店)でお土産に地元の手造り味噌などを買いましたが、とても親切な応対でした。

①日本一の巨樹、蒲生の大クス

2007年01月06日 | 九州の旅
写真は、昨年10月9日鹿児島旅行で見物した鹿児島県姶良郡蒲生町にある蒲生八幡神社の境内のクスノキです。とにかく圧倒される大きさで、大きなコブのような根や、緑の無精ひげが生えたような樹皮を見ると重い歴史を感じさせられます。
環境省の調査で幹周24.22m、日本一の巨樹と発表しています。
このサイトです→ http://www.biodic.go.jp/kiso/fnd_f.html
大クスの周囲には木製のデッキが設置され、人が歩いて根を傷めないように配慮されていました。
蒲生八幡神社の創建は約880年前で、樹齢約1500年の大クスは、創建当時の樹齢で600年を超えていたようです。
「幹周」とは環境省の基準では地面から1.3mの高さの幹の周囲の長さで、目の高さで測る意味から「目通り」とも言うようです。