昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

油絵「カラー」

2014年07月28日 | 妻の油絵

妻の油絵「カラー」です。

柔らかな雰囲気の絵に仕上がったようです。

何故か小さな妖精が群がる様子にも見えてきます。

カラーの花は、水芭蕉の花と同じサトイモ科の植物だそうで、やはりよく似ているようです。

しかし、里芋の花は、一度も見たことがありません。

いつか里芋の花と、妖精にお目にかかってみたいものです。

ドイツ・スイス旅行 23 ディアヴォレッツァ展望台ベルニナ・アルプスの風景

2014年07月27日 | 海外旅行
南ドイツ・スイス旅行5日目(2013/6/22)、ベルニナ・エクスプレスの旅を終え、バスでサン・モリッツまで引き返し、そこで夕食をとり、2泊目のダボスのホテルへ戻る行程です。



ベルニナ線の地図です。

地図左下に挿入したスイス全図の東部に赤い線の枠で囲んだ部分になります。

前回までは、サン・モリッツからイタリア国境の町ティラーノまでのベルニナ・エクスプレスの車窓の風景を紹介しました。

帰りは、オスピッツオ・ベルニナ駅近くの駐車場からラーゴ・ピアンコ(白い湖)の風景を見下ろした後、ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅ベルニナ・アルプスを望む「ディアヴォレッツァ展望台」へ立ち寄りました。



バスの前方の窓に道路と並行したベルニナ・エクスプレスの線路が伸び、その向こうの丘の上にディアヴォレッツァ展望台へ昇るロープウェイの駅が見えてきました。

写真下段は、ロープウェイの駅舎を拡大したもので、左手斜面に伸びるロープを支える建物の大きさが自動車との対比で分かります。

写真では見えませんが、左にカーブした線路の向こうにベルニナ・ディアヴォレッツァ駅があり、乗り継ぎに配慮されています。



昇り始めたディアヴォレッツァ・ロープウェイから見下ろしたベルニナ・ディアヴォレッツァ駅や、駐車場の風景です。

向かいの山の麓に幹線道路が伸び、その手前の線路との間が細長い駐車です。

写真右手に踏切があり、その左に見える小さな建物が駅舎だったようです。



踏切を渡り、ディアヴォレッツァ・ロープウェイ駅へ向かう付近の風景です。

ベルニナアルプスの輝く峰が続き、麓の草原には高原植物の花が咲いていました。



ディアヴォレッツァ・ロープウェイ駅の乗り場の風景です。

定員125人と大型の乗り物でした。

ディアヴォレッツァ・ロープウェイは、平面地図で見ると約4Km、頂上まで約10分とすると、時速約25Kmの速さで昇っていく実に力強いものでした。



写真上段は、ロープウェイの進行方向の風景です。

この辺りが森林限界でしょうか。

右手に谷川が流れ、山に登る細い道も見られます。

写真下段は、二台の自転車が左手から谷川方向に走る風景です。

こんな場所を走る自転車に一瞬、我が目を疑いましたが、さっそうと走る姿には憧れを感じます。



写真上段は、ディアヴォレッツァ・ロープウェイの中間地点を過ぎた辺りから東方向を見下ろした風景で、右手にのラーゴ・ビアンコ(白い湖)が見えます。

写真中段は、ラーゴ・ビアンコ(白い湖)付近をズームで撮った風景で、左端のレイ・ピッシェン(小さな湖)と、真ん中に左にレイ・ネイル(黒い湖)も見えていました。

写真下段は、ラーゴ・ビアンコ(白い湖)湖畔を走るベルニナ・エクスプレスのオスピッツオ・ベルニナ駅付近の風景です。

標高約3,000mのディアヴォレッツァ展望台まであとわずか、ベルニナ線の最高地点とされるオスピッツオ・ベルニナ駅(標高2253m)を見下ろす雄大な風景でした。



写真上段は、ロープウェイの頂上駅に近づいた右手斜面の雪の上にY字形の模様が見えてきた風景です。

写真中段は、Y字形の模様の右に見えた人影をズームで撮った写真です。

ストックを持つ姿からスキーをする人のようで、雪に描かれた模様はスキー場の風景だったようです。

写真下段は、斜面左上に見えたスキーリフト駅と思われる建物の風景で、標高約3,000m付近の斜面にこんな設備まで造られていることに驚きます。



写真上段は、向こうの岩場の上にロープウェイの頂上駅が見えてきた風景です。

写真下段は、ロープウェイの頂上駅の下に見えた小さな池がある風景で、エメラルドブルーにも似た素敵な色が印象的でした。



写真上段は、スイス国旗がはためくディアヴォレッツァ展望台の風景です。

左手のレストランの建物の横に小さな展望設備があり、右手に広がる雄大な風景が望めます。

写真下段は、ディアヴォレッツァ展望台から望むベルニナアルプスの風景写真が案内板にされたもので、山々の名称が紹介されていました。

向かって右から三番目の白い大きな峰がこの付近の最高峰「ピッツ・ベルニナ(4049m)」で、その左に3,800~3,900mの峰が続いています。



展望台付近から見渡した風景を左から右に撮った写真を三枚並べました。

写真上段は、左手の風景で、雪の中へ歓声を上げて歩いて行く人が見られます。

写真中段は、中央の風景で、雲に隠れたベルニナアルプスと、その下に始まるベルス氷河の風景です。

写真下段は、右手の風景で、雲に覆われたベルニナアルプスの峰が続いています。

初めて間近に見るベルス氷河の風景は、実に雄大で、ゆっくりと流れて下る氷の川を実感するものでした。



展望台から左手の岩場の上に黒い鳥の姿が見えました。

口ばしが黄色、足がオレンジ色のカラスのような鳥です。

スイス旅行最後のユングフラウヨッホでも見かけましたが、いったい何を食べて生きているのでしょうか。



写真上段は、ディアヴォレッツァ展望台のレストラン前の風景です。

左手に広がるベルニナアルプスの風景を楽しみながら屋外で食事ができるようです。

写真下段は、レストラン入口付近に置かれたエーデルワイスです。

カーネーションに似た赤い花びらの縁が霜がかかったように白くなっているのがとてもきれいで、展望台の風景と共に想い出となりました。

この後、サン・モリッツのレストランで夕食をとり、ダボスのホテルで連泊しました。

途中ですが、南ドイツ・スイス旅行の想い出はこれで終了とさせて頂きます。

旅行から1年以上経過し、想い出も薄れたことで断念しました。

旅行6日目は、サンモリッツ駅からアンデルマット駅まで氷河特急の旅、その後、バスでフルカ峠を越えてマッターホルンを望むツェルマットで宿泊しました。

南ドイツ・スイス旅行7日目は、登山鉄道で、標高3,131mのゴルナーグラート展望台へ登った後、バスでユングフラウ観光の拠点ウェンゲンへ移動し宿泊しました。

南ドイツ・スイス旅行8日目は、ウェンゲン駅から登山列車で、ユングフラウヨッホ駅へ行き、更にエレベーターで標高3,571mのスフィンクス展望台へ登ったのが最後の観光スポットでした。

ドイツの歴史的な街並みや、雄大なスイスアルプスの雄大な風景に堪能した旅行でした。