北海道旅行2日目、旭川から稚内まで、ひたすら約250Kmの長い道を走りました。
旭川から稚内まで内陸部を通る国道40号を途中から外れ、天塩町から稚内市まで日本海沿いを走る道道106号(68Km)を通りました。
天塩川河口のある天塩町には「天塩川歴史資料館」があり、立寄る計画でしたが、駐車場が閉まっていたので断念しました。
日本の川の長さで第4位の天塩川に関する歴史資料館で、明治から昭和初期までは内陸部奥地まで手漕ぎの「長門船」が活躍していたこと等を知り、見学したかったのですが残念です。
天塩町から天塩河口大橋を渡り、幌延町を少し進むと風力発電の風車がたくさん並んでいるのが見えて来ました。
広大な草原には信号のない道路が延々と続いています。
北海道幌延町の「オトンルイ風力発電所」の場所を示す地図です。
国立公園に指定されている「「サロベツ原野」もすぐ北にあります。
サロベツ原野のビジターセンターで頂いた「ほろのべガイドブック」に「オトンルイ風力発電所」の案内文がありました。
■以下は「ほろのべガイドブック」の説明文です。
==================================================================================
北緯45度の風を利用したオトンルイ風力発電所
日本海に面した浜里地区は年間を通じて安定した電気を造ることができる風に恵まれています。総出力21,000kwの風力発電設備を用い、発電量は年間約5千万kw時にのぼり、約1万世帯の電力を賄うことができます。自然エネルギーを利用することで、二酸化炭素の削減効果は年間約5,400トンになり、石油換算では年間約12,000kℓ(ドラム缶換算で約6万本)の節減に相当し、地球温暖化防止に寄与できます。幌延の風力発電設備は、支柱の高さが約74m、3枚の羽根が描く円の直径は50m。巨大な風車が(28基)、一直線に並んでいるのは日本でここだけです。
オトンルイ風力発電所【設備概要】
・所在地 :幌延町浜里地区
・基数 :28基
・総出力 :21,000kW(750kW×28)
・タワー高 :74.0m
・ローター直径:50.0m
・発電開始風速:3.0m/s
・定格風速 :12.5m/s
・発電停止風速:25.0m/s
・定格出力 :750kW
・耐風速 :60m/s
==================================================================================
地平線が広がる草原に延々と並ぶ風車に感動しました。
道路から少し離れた場所にはるか先まで一直線に並んでいます。
中央付近で車を止めて数えてみましたが、パンフレットの記載通り28基でした。
道路を北に進んだ道路脇に北緯45度のモニュメントがありました。
とても高い風車がそびえています。
道路から脇道を入り、近付いて見ました。
地平線の上に遠く山並みが見えていますが、実に雄大な眺めでした。
これまで各地で見た風力発電機より高く感じます。
タワー高が74m、ローター(羽根)の直径が50mなら羽根の最高部が99mとなるはずです。
道路脇の草原あちこちに球状で、やさしそうな白い花が咲いていました。
「エゾノヨロイグサ(蝦夷鎧草)」でしょうか。
今回の北海道旅行で、初めて見た花です。
調べると、同じセリ科の「エゾニュウ」もよく似た花のようで、見分けがつきませんでした。
あきれるほど直線道路が延々と続く道道106号です。
内陸側のはるか向こうに牧場の建物が所々に見えていましたが、周囲には人家がありません。
信号のない直線の一般道路は、気楽に走れ、おまけに燃費も良好です。
「オトンルイ風力発電所」を北に少し走っていると突如トンネルのような施設が見えて来ました。
トンネルの縁の上に「浜里パーキングシェルター」と書かれています。
「シェルター」の名称から避難場所のようで、暴風雪の避難場所と思われますが、こんな施設を見るのも初めてです。
「浜里パーキングシェルター」を通過中撮った写真です。
両側が意外に広く、ゆとりがあるようですが、トラックが何台か駐車すると全長は短いような感じです。
日本海側に下りていく道があり、ちょっと立寄りました。
正面の海のやや右手は、利尻富士が見える場所ですが、雲に隠れて見えません。
海岸、南方向の景色です。
途方もなく長く続く砂浜でした。
大陸から流されてきたと思われる様々な物が砂浜に打ち上げられています。
海岸、北方向の景色です。
水辺に近付くと、ゴミはほとんどなく、黒い砂浜に根の付いた流木が印象的でした。
向こうに見えるのは稚咲内漁港の堤防でしょうか。
道路脇に「ハマナス」の赤い花が咲いていました。
海岸沿いの道道106号にはたくさん見かけます。
日常では見なかった花ですが、今回の旅行では各所で見かけ、すっかり馴染みの花になりました。
旭川から稚内まで内陸部を通る国道40号を途中から外れ、天塩町から稚内市まで日本海沿いを走る道道106号(68Km)を通りました。
天塩川河口のある天塩町には「天塩川歴史資料館」があり、立寄る計画でしたが、駐車場が閉まっていたので断念しました。
日本の川の長さで第4位の天塩川に関する歴史資料館で、明治から昭和初期までは内陸部奥地まで手漕ぎの「長門船」が活躍していたこと等を知り、見学したかったのですが残念です。
天塩町から天塩河口大橋を渡り、幌延町を少し進むと風力発電の風車がたくさん並んでいるのが見えて来ました。
広大な草原には信号のない道路が延々と続いています。
北海道幌延町の「オトンルイ風力発電所」の場所を示す地図です。
国立公園に指定されている「「サロベツ原野」もすぐ北にあります。
サロベツ原野のビジターセンターで頂いた「ほろのべガイドブック」に「オトンルイ風力発電所」の案内文がありました。
■以下は「ほろのべガイドブック」の説明文です。
==================================================================================
北緯45度の風を利用したオトンルイ風力発電所
日本海に面した浜里地区は年間を通じて安定した電気を造ることができる風に恵まれています。総出力21,000kwの風力発電設備を用い、発電量は年間約5千万kw時にのぼり、約1万世帯の電力を賄うことができます。自然エネルギーを利用することで、二酸化炭素の削減効果は年間約5,400トンになり、石油換算では年間約12,000kℓ(ドラム缶換算で約6万本)の節減に相当し、地球温暖化防止に寄与できます。幌延の風力発電設備は、支柱の高さが約74m、3枚の羽根が描く円の直径は50m。巨大な風車が(28基)、一直線に並んでいるのは日本でここだけです。
オトンルイ風力発電所【設備概要】
・所在地 :幌延町浜里地区
・基数 :28基
・総出力 :21,000kW(750kW×28)
・タワー高 :74.0m
・ローター直径:50.0m
・発電開始風速:3.0m/s
・定格風速 :12.5m/s
・発電停止風速:25.0m/s
・定格出力 :750kW
・耐風速 :60m/s
==================================================================================
地平線が広がる草原に延々と並ぶ風車に感動しました。
道路から少し離れた場所にはるか先まで一直線に並んでいます。
中央付近で車を止めて数えてみましたが、パンフレットの記載通り28基でした。
道路を北に進んだ道路脇に北緯45度のモニュメントがありました。
とても高い風車がそびえています。
道路から脇道を入り、近付いて見ました。
地平線の上に遠く山並みが見えていますが、実に雄大な眺めでした。
これまで各地で見た風力発電機より高く感じます。
タワー高が74m、ローター(羽根)の直径が50mなら羽根の最高部が99mとなるはずです。
道路脇の草原あちこちに球状で、やさしそうな白い花が咲いていました。
「エゾノヨロイグサ(蝦夷鎧草)」でしょうか。
今回の北海道旅行で、初めて見た花です。
調べると、同じセリ科の「エゾニュウ」もよく似た花のようで、見分けがつきませんでした。
あきれるほど直線道路が延々と続く道道106号です。
内陸側のはるか向こうに牧場の建物が所々に見えていましたが、周囲には人家がありません。
信号のない直線の一般道路は、気楽に走れ、おまけに燃費も良好です。
「オトンルイ風力発電所」を北に少し走っていると突如トンネルのような施設が見えて来ました。
トンネルの縁の上に「浜里パーキングシェルター」と書かれています。
「シェルター」の名称から避難場所のようで、暴風雪の避難場所と思われますが、こんな施設を見るのも初めてです。
「浜里パーキングシェルター」を通過中撮った写真です。
両側が意外に広く、ゆとりがあるようですが、トラックが何台か駐車すると全長は短いような感じです。
日本海側に下りていく道があり、ちょっと立寄りました。
正面の海のやや右手は、利尻富士が見える場所ですが、雲に隠れて見えません。
海岸、南方向の景色です。
途方もなく長く続く砂浜でした。
大陸から流されてきたと思われる様々な物が砂浜に打ち上げられています。
海岸、北方向の景色です。
水辺に近付くと、ゴミはほとんどなく、黒い砂浜に根の付いた流木が印象的でした。
向こうに見えるのは稚咲内漁港の堤防でしょうか。
道路脇に「ハマナス」の赤い花が咲いていました。
海岸沿いの道道106号にはたくさん見かけます。
日常では見なかった花ですが、今回の旅行では各所で見かけ、すっかり馴染みの花になりました。