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阿波南部最大の「大里古墳」

2008年06月24日 | 四国の旅
3/22の旅行、徳島県南部の海陽町の阿波海南文化村「海陽町立博物館」の続きです。



「海陽町立博物館」のパンフレットにあった館内の見取り図です。
赤い「A」の場所は、「大里古墳」の復元模型がありま、隣の「B」の位置には原寸大で、古墳の横穴石室が造られていました。
入口を入ると正面近くにあり、最初に見学しました。





「大里古墳」の復元模型です。
子供たちの歴史教育にも使える分かりやすい模型です。

■説明パネルがあり、転記します。
「大里古墳」
大里古墳(2号古墳)は、徳島県海部郡海陽町大里字浜崎34-4に所在し、海部川河口左岸に堆積した砂地状の台地の上に立地する。6世紀の終わりから7世紀の初めごろにつくられた古墳である。直径約20m、高さ4~5mの円墳で、墳丘内部に横穴式石室がつくられている。
入口は南向きである。横穴式石室の全長は11.20cmで、10m以上の横穴式石室は本古墳をふくめ、現在県下にわずか3例しか存在しない。
石室内の大きさは、遺体を置く玄室が長さ5.70m、幅1.95m、玄室に至る羨道が長さ5.50m、幅1.50mで、玄室部の高さは2.35mである。幅は玄門部が1.95m、羨門部が2.30mである。本古墳の石室上部をおおっていた天井石は玄室部が6枚、羨道部が2枚で、それぞれ推定約1~6tある巨石である。
石室の石材は砂岩が主に用いられている。「那佐石(なさいし)」といわれ、付近の那佐湾から、さらに化石漣痕のある石材は、宍喰浦付近から運ばれたのであろう。
本古墳の被葬者は、石室の規模からみて、在地の有力な首長であった。当時海部川下流域に、阿波の海を舞台とする文化のひとつの拠点が形成されていたことをうかがわせる。昭和27年に徳島県の史跡第1号として指定されている。



原寸大のジオラマ、古墳の横穴石室の一番奥にビデオ放映で、古墳造営の工事の様子をマンガで再現していました。


博物館に展示されていた「大里古墳」からの出土品です。
この遺物は、現存していない1号墳から出土したようです。



「大里古墳」の案内地図です。
「海陽町立博物館」の見学を終え、見当をつけていた大里松原の近くの道端で見つけました。



大里古墳がありました。
古墳は、写真に向かって左の奥にありました。
石碑や、古墳の説明板などがあり、古墳石室の入り口は、裏から手前の道路側に向かって造られていました。

■写真に見えている案内板を転記します。
徳島県史跡指定第一号
「大里古墳」
昭和27年6月25日指定
大里古墳(大里2号墳)は横穴式石室をもつ巨石墳である。墳丘の土は流失し、天井石が露出している。
推定高4~5m、直径約20mの円墳で、墳丘の周囲に濠をめぐらしていた。
石室は南向きに開口し、全長11.2m、羨道の長さ5.5m、棺を安置する奥の玄室の長さ5.7m、高さは2.3mほどである。石材は、地元で「那佐石(なさいし)」とよぶ砂岩である。
石室の長さは、県内では、四国最大級の横穴式石室をもつ美馬町段の塚穴古墳群の太鼓塚古墳に次ぐ。海部川流域の中心に海部地方一帯を掌握した、首長クラスの人物の墓であったと思われる。
発掘調査の結果、築造時期は6世紀であり、7世紀初めまで追葬が行われたと考えられる。大里松原の砂丘周辺には、数基の古墳が存在したと言われているが、本古墳だけが原形に近い状態を保っている。副葬品として出土した耳環や各種の須恵器をはじめ、石室の原形を復元したジオラマが海陽町立博物館に展示されている。
 平成12年6月25日 徳島県教育委員会 海陽町教育委員会


古墳石室の入り口で、戸が付けられ、カギもかけてあります。
入口のすぐ上に大木が生えています。



大里古墳の前には南西方向に向かう道があり、その先は短い下り坂があります。
道路脇に赤い椿の花が、散り始めていました。
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コメント (4)   この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わあー (オレシッポ)
2013-02-26 14:38:50
親戚の家の近所です。懐かしい!
こんにちは (tako_888k)
2013-02-26 17:22:04
コメントありがとうございます。
ゆったりとした時間が流れる大里の長い砂浜と、松原。
私も徳島の太平洋岸の旅行を懐かしく想い出しました。
ありがとうございます (Unknown)
2016-08-30 19:01:39
自由研究で使わせていただきました。
ありがとうございます (tako_888k)
2016-09-01 18:36:56
少しお役にたてて頂いたようで、喜んでいます。

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