昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

すばらしい景色、ありがとう桜島

2007年01月14日 | 九州の旅
実に雄大でした。 写真を見ると、今でも感動がよみがえります。
四合目の湯之平展望所から見る桜島は、明るい夕方の日差しを斜面に受け、輝いていました。
山の下から見えていた噴煙は、運よく吹き始めた強風で飛ばされ、桜島がスッキリと見えました。
上段の写真は、展望台へ登る途中で撮った桜島の景色です。
旅行プランを考えた時、桜島の西に位置する湯之平展望所は、太陽の方角から夕方行くスケジュールにしましたが、本当に期待以上でした。
すばらしい景色を見せてくれて「ありがとう桜島!」

有村展望台からの「桜島」

2007年01月14日 | 九州の旅
有村展望台から見る桜島は、実に雄大で、広大な裾野に広がる溶岩原を目の当たりにした時、爽快感とは別になぜかしら畏れを感じます。
駐車場から展望台まで歩く歩道の両脇に、巨大な溶岩がゴロゴロしていますが、人間が作ったコンクリートの避難所が、いかにも頼りなく思えてしかたありません。
噴煙の立ち上るこの桜島に住んでいる人達は、実に度胸があるものだと妙に感心してしまいました。

「道の駅たるみず」の足湯で一服

2007年01月14日 | 九州の旅
霧島市から国道220号線を桜島に走ると「道の駅たるみず」に無料の足湯がありました。「無料」の言葉に強い反応を示す妻のリードで、さっそく利用させて頂くことにしました。
60メートルもある細長い長い足湯が、海岸に沿って伸びていました。お客さんが多く、賑わっていましたが、桜島や、海の景色を眺めながらゆったりと疲れを癒すことができました。
旅行前の下調べでは、2005年4月のオープンイベントで、「一度に足湯につかった人数の公式記録」としてギネスに申請、一年後には登録される見込みとの情報がありましたが、世界一の看板は見えませんでした。
帰って調べてみましたら2006年8月栃木県の塩原温泉の新しい施設のオープンイベントでギネスに挑戦、289名の記録で道の駅たるみずの220名(国道220号線にちなんだ記録)を超えて世界一となったことが分かりました。
施設に少し多く金をかけただけでギネス記録を横取りした「塩原温泉 湯っ歩の里」に対して「道の駅たるみず」の関係者の中には腹立たしく思われた方も多かったことと思います。なんせ世界一の記録を獲得したらイメージアップにはとても効果的ですし、アイデアにも熱い思いが込められていたと思います。
他人のアイデアを平気で横取りして蹴落とすことを「恥」とする社会にしたいものですね。