光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

流線形の怪物・ターボトラン

2014-10-01 06:17:17 | 車両・気動車
 今回は昨日の流線形ネタに関連して(笑)
 知人からの借り物ですがなかなか面白い機種だと思いましたので。

 物はBACHMANNのターボトレイン。
 5車体連接構造の高速列車で動力がガスタービンと言う変わり種。
 何よりこの迫力物の「流線型の怪物」的デザインに驚かされます。

 カプラー部が特殊な構造で最初は、Nゲージではないのではないかと思っていましたが実は連結部に一軸の台車が入っているためにこういう構造になっていた様です。
 動力部は先頭車の最前部2軸のみですが台車とモータ・ウェイトとライトユニットまでが一体化した「Nゲージ版パワートラック」みたいな動力構造です。
 5連の編成で2軸の身の駆動と言う事で最初は非力に思えたのですが、実際には今回入線した車両群の中で最もパワフルかつスムーズな走りの部類でした。

 全ての編成でトータル7軸のみの台車で線路との抵抗が最小限に抑えられており、しかも車体自体が結構軽量なので新幹線並みのパワフルな走りができます。

 このタイプはごく最近に現代の水準のモデルが出ている事もあってボディの細密感や質感表現はさすがに見劣りがしますが、それを補って余りあるほどの独創的な機構と迫力物のフォルムのせいもあってレイアウト上ではかなりのインパクトを見せてくれました。

 このBACHMANN製ターボトレインはトミーがナインスケールを出す以前の物らしく75年度版のカタログに掲載されていない割には中古屋や昔のレイアウトの写真等で時折見かけた編成でもあります。
 そんな所から見て恐らくは73年以前にBACHMANNブランドで出ていたセットではないでしょうか。

 この間のクラブの運転会でも大活躍していましたが速さこそ大した事はないのですが走る姿は迫力物です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。