光山鉄道管理局・アーカイブス

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「中央線 オレンジ色の電車今昔50年」

2022-08-25 05:10:32 | 書籍
先日出掛けた塩尻のお土産から(笑)

JTB Can Booksの「中央線 オレンジ色の電車今昔50年」(三好好三 三宅俊彦 塚本雅啓 山口雅人共著)をば。
長野も一応中央線の沿線なのですが、流石にオレンジ色の電車が乗り入れる区間はありませんから(但し廃車回送で通過することは有るそうです)本書に出会ったのは少々意外な感はあります
(とか言って、前に来た時は長野とはまるで関係のない盛岡駅の本を買っているのですがw)

そんな印象を持った事からわかる様に本書で取り上げられている「中央線」の電車とは大月以西ではまずみられないオレンジ色が基調の通勤電車を指しています。
古くは101系から始まり、103系、201系、E233系と代替わりしながら沿線風景に定着してきたこれらの電車を俯瞰すると共に、甲武鉄道時代から続く路線の整備の歴史をも俯瞰した「ザ・中央線」みたいな一冊が本書と言えます。

もちろんその過程では101系(モハ90系)以前の40系、63・72系なども取り上げられていますが。
個人的にツボだったのは東京駅に始まり高尾(旧浅川)駅までの各駅の昔と今の写真比較を行なっている「中央線の駅今昔」のコーナー。車両紹介と同程度のボリュームが割かれているだけあって写真も多く、私の生まれる前や現住地に住み着いた前後の時期の風景写真が拝めたのが楽しかったです。
また、それに付帯して神田駅や万世橋駅の焼失をはじめとする「関東大震災の被害状況の写真」まで付いていて只者ではありません。

とどめに今は亡き中央線の各分岐区間と駅についてもページが割かれていますから店頭で「ザ・中央線」を感じた私の印象もそう間違っていなかった気が。

ここ3年ほどのコロナ禍のおかげで、沿線に住んでいながら中央線の電車に乗る機会が激減していますが、こんな一冊を読んだらまた乗りたくなって困流ではありませんか(笑)
とりあえず今はこれらのオレンジ電車のモデルをレイアウトで走らせてみようかと。


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