光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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カツミの二軸客車たちから

2019-10-01 05:07:13 | 車両・16番
 先日の帰省の戦利品から


 今年に入ってから16番のフリー機や小型ロコの増備がさらに進んでいますがその勢いをさらに加速させるアイテムが入手できました。

 帰省のたびに立ち寄っている行きつけの県南の中古ショップ。ここ2年ほどは鉄道模型の扱いが縮小中なのですが、今回もNのモデルには大したものはなかったので手ぶらで帰り掛けた時、ジャンクのコーナーに16番の出物がいくつかあるのを見つけました。その中にあったのが、

 カツミ模型店のフリーの2軸客車3両。
 かつて入門用16番鉄道模型セットの定番だったブルトレ風のショーティ客車です。
 おそらくバラ売りでもかなりの量が売られていたモデルと思われ、16番を扱う中古ショップではそれなりに見かけるモデルです。

 今回故郷のショップで見つけたモデルは他所に比べると安価な方で手を出しやすいものでした。
 ナハフ20風の車掌車と名は20風の中間車2両と言う組み合わせ。16番セット物よりも1両多いのがミソです(笑)

 造形だけ見れば今のマニアの目からすると完全に玩具以外の何者でもない格好ですが、かつてはこれをきっかけに鉄道模型の世界に足を踏み入れた16番ユーザーもそれなりの層で存在していたと思います。
 ところで今回のモデルを並べていて気がついたのですが、中間車の2両の客車の腰の高さが微妙に違う。


 足回りを真横から見たら台車周りの造形が異なっているのが分かりました。床板も左の方がやや高めにマウントされているようです。恐らく製造時期の違いによる仕様変更と思いますが、前のユーザーは最初はセットで買い、後から中間客車1両だけバラ買いしたのではないか…なんて事が想像されます。


 さて、これの牽引機ですがEB58かEB10といった純正(爆笑)ロコもいいですし先日入線したつぼみのBテンダー蒸機なんかも行けそうです。
 この種のフリー&ショーティのボディのモデル、ここ最近増備のピッチが急ですが16番の愉しみ方としてこういうのがあってもいいかなとは思っています。