今回は書籍のはなしから
先日の帰省の折に押入れをひっくり返している時に見つけたもののひとつに列車時刻表があります。
表紙に「1982年6月23日からの新ダイヤ」と書かれている様に東北新幹線の盛岡~大宮間が暫定開業したタイミングで出された(あるいは配布された)ものです。
これだけだったら「単なる古い時刻表」であり時刻表マニアでもない私がわざわざこのブログで取り上げるほどの物ではないのですが(汗)

その時刻表の大きさがこれ位だと話の種くらいにはなると思います。
「豆本」と呼んでもいいサイズとボリュームですがこの中に東海道・東北の新幹線と東北地方の幹線とローカル線の時刻表が網羅されているのだから凄い話です。
おまけに巻末には「東北新幹線あらかると」と称する解説から「東北の民謡の歌集」まで付いているという親切設計(爆)

このサイズですから当然活字も小さいものです。
よほど周りを明るくして相当に眼を近づけないとまともに読めないのではとすら思えるほどです。
ですから入手直後からこれを読むのは専ら「寝床の電気スタンドのそばで」という事になります。
(これ以外のシチュエーションだとはた目にも惨めったらしいw)
この時期は新幹線開業前後とはいえ夜行列車が全盛だった最後の時期と重なります。
前にも紹介しましたがこの当時私の故郷の田舎では深夜0時~6時の間だけでも少なくとも12往復以上の列車が走っていました。
今ではもちろんそれらは全滅状態ですが、改めてその頃のダイヤを眺めていると当時の「鉄路(の上だけ)の活気」が伝わってきます。
それとは別に当時のローカル線の閑散ぶりをその最終列車の時刻と重ね合わせて寂寥を感じたりも出来ました。
こういう所も時刻表を眺める楽しみの原点とも言えると思います。

同じ事は普通の大判の時刻表でもできますが今回はこの本自体のサイズの小ささゆえに「この小さい中によくこれだけの情報量が」と言う驚きとともにわが掌の中に「小さな宇宙」の様な広がりをも感じてしまいました。
われながら大袈裟になりましたが(汗)これは正直な気持ちでもあります。
スマホの乗換案内ソフトでは便利な事は便利なのですが、なかなかこういう気分にはなれません。
先日の帰省の折に押入れをひっくり返している時に見つけたもののひとつに列車時刻表があります。
表紙に「1982年6月23日からの新ダイヤ」と書かれている様に東北新幹線の盛岡~大宮間が暫定開業したタイミングで出された(あるいは配布された)ものです。
これだけだったら「単なる古い時刻表」であり時刻表マニアでもない私がわざわざこのブログで取り上げるほどの物ではないのですが(汗)

その時刻表の大きさがこれ位だと話の種くらいにはなると思います。
「豆本」と呼んでもいいサイズとボリュームですがこの中に東海道・東北の新幹線と東北地方の幹線とローカル線の時刻表が網羅されているのだから凄い話です。
おまけに巻末には「東北新幹線あらかると」と称する解説から「東北の民謡の歌集」まで付いているという親切設計(爆)

このサイズですから当然活字も小さいものです。
よほど周りを明るくして相当に眼を近づけないとまともに読めないのではとすら思えるほどです。
ですから入手直後からこれを読むのは専ら「寝床の電気スタンドのそばで」という事になります。
(これ以外のシチュエーションだとはた目にも惨めったらしいw)
この時期は新幹線開業前後とはいえ夜行列車が全盛だった最後の時期と重なります。
前にも紹介しましたがこの当時私の故郷の田舎では深夜0時~6時の間だけでも少なくとも12往復以上の列車が走っていました。
今ではもちろんそれらは全滅状態ですが、改めてその頃のダイヤを眺めていると当時の「鉄路(の上だけ)の活気」が伝わってきます。
それとは別に当時のローカル線の閑散ぶりをその最終列車の時刻と重ね合わせて寂寥を感じたりも出来ました。
こういう所も時刻表を眺める楽しみの原点とも言えると思います。

同じ事は普通の大判の時刻表でもできますが今回はこの本自体のサイズの小ささゆえに「この小さい中によくこれだけの情報量が」と言う驚きとともにわが掌の中に「小さな宇宙」の様な広がりをも感じてしまいました。
われながら大袈裟になりましたが(汗)これは正直な気持ちでもあります。
スマホの乗換案内ソフトでは便利な事は便利なのですが、なかなかこういう気分にはなれません。