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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

まさか、これが!?

2009-12-13 00:29:47 | 車両・客車・貨車
 と言うのが正直な気分です。


 例年に無く切符代のかさむ帰省のおかげで大分薄くなった小遣いを抱え近所の中古ショップを覗いてみると、
 この9月に発売され定価で5万円以上という高額ながらかなりの人気商品だったTOMIXの「さよなら富士はやぶさ」のセットが何と定価の3割程度の値段で並んでおりました。

 セットは「富士・はやぶさ」である事を離れても、機関車4両に客車が12両。しかも分割併結の関係で6両編成2本の構成にできるとボリュームの割に小回りの利くセットで手持ちのオロネ14やオシ24と組み合わせれば擬似的とはいえ大概の14系の夜行編成が組めることに気付き早速飛びついてしまいました。
 後で調べてみると中古でもとてもそんな値段で入手できる筈の無いセットだったらしいのでその意味では幸運だった訳です。

 疵・汚れありという事でしたが店頭で検品してもこれといった難を感じませんでした(帰宅後の試走でも走行性や点灯に特に問題は感じられませんでした)
 機関車はいずれもHG相当。客車も12両で内緩急車4両となかなかのボリュームです。セットの中ではEF66の通常色がこれまで最旧製品しかなかったのがいきなり現行HGが加わったのと、ED76が交流機のラインナップの少ない当鉄道にとって珍しいといえます。
 14系自体も手持ちのTOMIX旧製品のオロネ、オハネと比べると細密感の差は歴然としています。
 
 それにしても思うのですがこのセットが出てからそれ程経っていないはずなのに一体何があって中古ショップへ売ってしまったのかは気になりました。

 マニアの気まぐれか、すぐに飽きてしまったのか、それとも何かの事情があったのか、前にたった一度ですが「前のユーザーの死去に伴い処分された」と言う品を見た事があります。
 どれにしてもそれを考えるのは気分の良い物ではありません。

 今回の事と直接関係ないのですが、最近あちこちの中古ショップで「さよなら碓氷峠」のEF63セットをかなり見かけます。発売時に爆発的に売れた事の証左でもありましょうが飽きられるのも早かった(鉄道模型の場合、Nといえども機能的には30年から40年は持ちこたえる事が多いです)ともいえ淋しい気もしていました。

 そんな風景を見ていたこともあって個人的にはかなり嬉しかったとはいえその辺りを考えると複雑な気持ちもします。