一昔前は非常に少なかったパチンコもののアニメですが、最近はテクモやSammyが色々オリジナルなパチスロ機を制作して人気の高い作品も増えてきています。今回はそんなパチスロ機が原作のアニメ「快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~」 の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「快盗天使ツインエンジェル~キュンキュン☆ときめきパラダイス!!~」…Sammyが制作したパチスロ機「快盗天使ツインエンジェル」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。原作は完全オリジナル作品のパチスロ機ながら下手なアニメよりよほど動き、作画や主題歌も良く、人気声優を大量に起用していて萌えスロの一つとして非常に高い人気があるこの作品、ついに満を持してのTVアニメ化でした。
冒頭の野菜密輸を摘発するために早速現れたツインエンジェル、なぜかスポットライトが当てられていたり、キックで爆発が発生したりと突っ込みどころ満載でしたが、そういう細かいことは抜きにして見ていると結構面白いです。
床から執事が現れたり、ドジっ娘や写真部など原作のキャラはもちろんのこと、演出もパチスロ版と同じだったため結構忠実に再現していて好印象です。代わりに原作の1や2にいないキャラクターのサロメとアレキサンダーが登場していたので、これはアニメオリジナルキャラでしょうか。他にもセブンアミュレットなど原作には無かったアイテムが見受けられるためこの辺りはアニメオリジナルぽいところでした。
パチスロ版ではあまり無かった変身バンクもアニメではあったりしてエロかったです。しかしパンチラシーン等は皆無だったため、あざといパンチラやオリジナル設定の数々で駄作だった「Rio RainbowGate!」よりよほど普通に見られます。ラストではタキシード仮面ならぬミスティナイト様まで登場していて原作同様逆転勝利。普通に面白かったです。
作画はいつものJ.C.STAFFらしい安定した作画でした。ただ原作と比べると力不足だったので、せっかくだから原作絵の人を作画監督で呼んで欲しかったです。声優も原作どおりで田村ゆかりと能登麻美子が良い感じでした。あとは一刻も早いステラとナインの登場に期待したいところです。
総評
1話の全体的な感想としては、予想していたより面白かったです。そもそも何でツインエンジェルになったのかとかいう説明は全く無かったので細かいことはいいんだよ的に見れば結構いけます。原作がパチスロでストーリーが一本道というわけでもないので、J.C得意の原作改変があまり影響しないのもプラスに働いていました。
1話の個人的評価としては、原作のパチスロ版知っているし思っていたより面白かったのでこのまま視聴継続のBランクです。
近いうちにパチスロでも続編の3が出るし、これはアニメ化成功かもしれません。
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