2011年秋アニメ「君と僕。」第1話の感想文

2011-11-02 20:46:55 | 2011年秋アニメ関連

前人気が高い作品なども多いですが放映前全くの無名な作品も数多くあります。今回は前評判が全く無く未知数だったこの作品「君と僕。」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

KimitobokuKimitoboku1「君と僕。」…月刊Gファンタジーで連載されている堀田きいちの漫画「君と僕。」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。

この作品に関しては全く原作を知らないため予備知識無しで1話を視聴しましたが、どうやら学園もののようで1話では高校2年生に進級したところから始まるみたいです。桜が舞う中イントロが流れてオープニングに入るその流れは良かったので第一印象の雰囲気はそれなりに好印象でした。

Kimitoboku2Kimitoboku3Kimitoboku4Kimitoboku5しかし盛り上がるところがどこにも無い…。盛り上がりが無いなら無いで、雰囲気が良いのならまだ良かったですが実際は男子高校生4人がだべっているだけで淡々と話が進み面白味が全く無かったです。しかもだべっている内容に現実味が無く、4人の中の1人浅羽祐希が何もやる気無いのに運動神経が良くモテているという設定も見ていてイラっときました。

そんな中登場した唯一の癒やしがかおり先生!主人公達4人の幼稚園時代の回想シーンでのみ登場でしたが、1話唯一メインで登場した女性キャラ及び天然だったし、子守歌を歌いつつ自分まで寝てしまうシーンはこの1話で数少ない萌えポイントでした。

Kimitoboku6Kimitoboku7Kimitoboku8Kimitoboku91話のメインは祐希を部活に入れてコミュニケーション能力を鍛えるという話でしたが、やる気の無い祐希がバスケ部や柔道部、水泳部、弓道部、茶道部と色々回って騒ぎを起こしているのは見ていてあまり良いものではありませんでした。最後もオチらしいオチもなかったし、もう少し余韻を残した良い終わりが欲しかったです。

実際のところ高2の男子が4人揃って部活見学とかしているシーンに現実味がなさ過ぎたため感情移入もできず良いところ無しでした。アニメだし現実味がないほうがいいのかもしれませんが、ファンタジーならまだしも学園ものならもう少し納得がいく展開が欲しかったです。

作画はいつものJ.C.STAFFといったかんじでした。キャラ作画は良かったんですが背景含めあの淡々とした絵柄はJ.C.STAFF制作となんとなく分かります。主題歌はOPとED両方とも作品の雰囲気に合っていて良い感じでした。

総評

Kimitoboku101話の全体的な感想としては、全く印象に残らない作品でつまらなかったです。男同士の友情アニメという意味では「ゆるゆり」の男バージョンと言えなくもないですが、ギャグも無く淡々と盛り上がりも無いまま高校生男子の日常会話では言わないようなことを延々と言っているため感情移入もできなくかおり先生以外見所が全くありませんでした。

1話の個人的評価としては、J.C.STAFF制作なので絵以外は見所なさそうだし化ける要素も見当たらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

これを分割2期でやるそうなので、これは相当な爆死をかましそうな気がします。


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