さすが秋、作品数が多い。大量に書きためている状況なので順次まとめていきます。今回は「神様はじめました」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「神様はじめました」…花とゆめで連載されている鈴木ジュリエッタの漫画「神様はじめました」のアニメ化作品で、アニメ制作はトムス・エンタテインメントです。少女漫画のアニメ化でトムス・エンタテインメント制作といえば、あの名作「イタズラなkiss」を思い出さずにはいられません。そのため個人的には今期の本命でした。
一風変わった演出だったのがやはり冒頭のCMでしょう。オープニングが終わったあといきなりCMであらすじを説明するアニメなんて今まで見たことが無いかもしれません。しかもあのフォークソングわざわざ作ったんでしょうか。気合いの入り具合がすごいです。さらに作中でも翌朝再び主人公の奈々生が自分の口でダイジェストを言っていたので1話冒頭は非常に分かりやすかったです。この演出はなかなか面白い。
タイトルにもあるとおり主人公の桃園奈々生は土地神になっていましたが、そこに前からいた神使の巴衛や虎徹達を通じて土地神の仕事や妖怪達と接することにより彼らのことを知り、そこから成り行きとはいえ巴衛と契約するというのはある意味ラノベ的展開の逆バージョンかもしれませんが、奈々生はラノベでよく見る冴えない暗いタイプの主人公ではなく明るくハッキリした性格で表情もよく変わるため見ていて面白いところがひと味違いました。
ただ作中の雰囲気は少々古いように見えるので視聴者はハッキリ分かれそうにも見えました。少なくとも萌え豚を釣るような絵柄ではないため盛り上がりには欠けるかもしれません。しかし個人的にはこういうアニメは大好きなので人気は出て欲しいところでした。
作画は若干雑ですがそれほど悪くはないです。その分キャラクターが良く動いていたので気になりませんでした。主題歌は珍しくオープニングは作品に合わせた歌で、映像に歌詞が入っているのが斬新で面白かったです。その分エンディングはちょっと物足りなく感じました。
総評1話の全体的な感想としては、ちょっと古臭いけど面白かったです。話のテンポが良いしキャラクターも面白い、奈々生が喜怒哀楽の表情が豊かで見ていて飽きないなどよくできていました。
1話の個人的評価としては、全体的なノリの良さ、ちょっと古い雰囲気が懐かしくもあり見ていて面白かったので永久保存版のAランクです。
やはり少女漫画原作アニメはひと味違って素晴らしい。次回から早速新キャラ登場で面白くなりそうです。
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