すっかりアニメの定番となった日常アニメ、今期も数が揃っています。今回は「Aチャンネル」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「Aチャンネル」…まんがタイムきららキャラットで連載されている、黒田bbの四コマ漫画「Aチャンネル」のアニメ化作品で、アニメ制作はスタジオ五組です。かつて「ストライクウィッチーズ」や「咲-Saki-」を制作していたGONZO第五スタジオが独立して設立されたスタジオ五組初制作TVアニメ作品とのことで一部では少々注目されていた模様です。
いきなりバットを持った少女が走っていたため、これも非日常的な日常系?と感じましたが、それ以外は特に非日常な描写は無く当たり障りない日常アニメでした。変に個性を付けようと飛び抜けた設定を付けていないため個人的には好印象です。
主人公的な仲良し4人組の中でも中心人物なトオルは唯一1年生だったため、他の2年生だった3人に対しちょっと寂しさを感じる描写とかもありましたが、1話の時点でほとんど打ち解けていたので視聴していて変に暗く感じるところは無く面白かったです。
そして何よりトオルとユー子の絡みが面白く、すっかりユー子はいぢられキャラと化していました。あれだけトオルにいぢられたのに毎回健気にトオルに話しかけてくるユー子は実に素晴らしい。日常アニメながらキャラクターの個性もあったため楽しめました。
選択授業を選ぶときの居眠りシーンや、アメ玉を半分にする話など変に飛び抜けた話をするわけでもなく淡々とした話が続き、終盤は良い最終回だったと感じさせるような終わり方をすると思いきや挿入歌。そしてエンディングと、この雰囲気は「がくえんゆーとぴあ まなびストレート!」や「かなめも」を思い出させました。
オープニングはセンスや演出も良く、見ていて楽しくなるかんじだったのでイイ出来でした。作画もシンプルながら背景とかは細かく描かれていて押さえてあったと思います。
</object>
YouTube: 【HD】Aチャンネル OP Morning Arch
総評
1話の全体的な感想としては、ここ数年の日常アニメから毒気を抜き去ったような淡々とした日常アニメでした。刺激が少ないぶん物足りなさを感じるかもしれませんが個人的には十分満足で面白かったです。日常なんてこういうものでしょう。
1話の個人的評価としては、作画や演出は普通といったかんじでしたが見ていて楽しくなるオープニングや、トオルとユー子の絡みが面白く視聴していて飽きがこなかったのでこのまま視聴継続のBランクです。日常アニメはこのくらいが丁度良いと思いました。
意外と面倒見が良いトオルも捨てがたく
なってきました。