日テレ枠登場

2008-10-08 08:07:45 | アニメ・コミック・ゲーム

 相変わらず深夜アニメをチェックしてますが、今回はついに日テレ深夜アニメの新作が出てきました。深夜アニメの中でも日テレとフジテレビは特に力を入れていて毎回質のいいアニメを提供してくれるので今回も非常に楽しみであります。今回の日テレの新作アニメは「ONE OUTS(ワンナウツ)」「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」。早速視聴してみました。

Oneouts 「ONE OUTS(ワンナウツ)」…ビジネスジャンプで連載されていた甲斐谷忍が原作を描いている野球漫画のアニメ化作品で、アニメ製作はマッドハウスです。深夜の野球アニメといえば「おおきく振りかぶって」が去年放映されていたのが記憶に新しいです。

 そんなわけで久々に始まった日テレ深夜の野球アニメ、どんな熱血ものかな…なんて思ってはいけません。さすが日テレ、よくこんなすごい原作を見つけてきてアニメ化したなと感心してしまいました。熱血野球アニメなんかでは全く無く、ワンナウツと呼ばれる賭博野球の中での高度な心理戦を描いた緊張感あふれる、まさに夕方絶対放映できない大人向けアニメでした。1打席の外角低めにここまで深い意味があったとは…。しかも主人公の声はまた萩原聖人でした。あらゆる野球漫画に対するアンチテーゼとして作られた作品らしく、主人公が決め球持ってるわけでもなし、努力するわけでもなし。ある意味非常に現実的な作品となってます。第1話は勝負が始まったところで終わってしまったので来週も絶対見なくては…。

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 「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」…推理作家・京極夏彦の長編推理・妖怪小説のアニメ化作品です。こちらも「ワンナウツ」に続きアニメ製作はマッドハウスでした。キャラクターデザインはCLAMPですけどあまりCLAMPの面影は残ってないですね。

 時は昭和27年、クラスの中で友達がいない平凡な楠木頼子と、同じく友達がいない秀才な柚木加菜子の2人が惹かれあい仲良くなるけど、8月15日に2人で一緒に旅行に行こうとしたら…!という話と並行して謎のバラバラ殺人事件が起きたり…と原作を知らないと第1話がサッパリわからない状態でした。でも原作を見た人の感想だと、原作でも最初は訳が分からないそうです。普通はこういう最初から訳が分からない展開だと速攻で飽きてもう見ないで終わりますが、演出がうまいのか原作がすごいのか、つい見入ってしまいました。

 第1話の冒頭は春だったので桜が咲いていましたが、その桜吹雪の演出と作画がハンパじゃなく作りこまれていて、「桜蘭高校ホスト部」の第2話を思い出しましたわ。アニメ製作会社の中でもボンズ、マッドハウス、京都アニメーションは本気を出したら作画はハンパじゃないですね。思わず引きこまれてしまったので来週も欠かさず視聴するつもりです。


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