2015年冬アニメ「艦隊これくしょん -艦これ-」第1話の感想文

2015-01-10 14:45:46 | 2015年冬アニメ関連

いよいよ怒濤の勢いで2015年の冬アニメが始まってきました。自分も携帯を買い換えたのを機にアニメ見放題サイトとかに登録して最新話をチェックしたりしています。今回は2015年冬アニメの話題作の一つ「艦隊これくしょん -艦これ-」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「艦隊これくしょん -艦これ-」…DMM.comと角川ゲームスが共同開発したブラウザゲーム「艦隊これくしょん -艦これ-」のアニメ化作品で、アニメ制作はディオメディアです。現在極めて高い人気を誇るゲームのアニメ化ということで、注目度は非常に高く2015年冬アニメの本命の一つと言われていました。

作品の人気は非常に高いし、アニメになるとなれば自分のように原作のゲームをプレイしてない層もチェックせずにはいらないし、これでもし面白ければゲームのほうにさらに人が増え相乗効果は計り知れないというのが角川の筋書きなのかもしれません。

自分は原作のゲームをプレイしていないので、せいぜい島風や赤城を知っている程度ですが、1話を見ている限りそういう初見の層はほぼ切り捨てている作りをしているようでした。次々と艦娘が登場してきては去って行く様はまるで「ガールフレンド(仮)」の1話を見ているようです。

しかしそれでも戦闘シーンが良ければ「ストライクウィッチーズ」のような面白い作品に化けるのかもしれませんが、妙に渋いナレーションと裏腹に水上スキーをしながら赤城の矢が戦闘機に変身するシーンはギャグアニメのようにしか見えず、迫力も緊張感もまるでない何ともチープなアニメと化していました。深海棲艦と言われる良く分からない敵と戦っているため敵側に魅力どころか個性すら全くないのも致命的です。結局1話では吹雪が初出撃でうまくいかないで凹んだけれど提督に会ったらなんかやる気出して終わったといったところですか?

作画は良好です。内容はともかく艦娘達の作画は良かったしグラウンドを走るシーンの体操着はあざといし吹雪が出撃するシーンではパンチラもあったし特に気になるところはありませんでした。出撃前に武装が装着されるギミックも手が込んでいて良かったです。BGMはほとんど印象に残らなかったところや、オープニングの歌がイマイチ作品に合っていないように感じられるのは惜しかったです。

総評

1話の全体的な感想としては、作品の人気は高いようですがアニメはつまらなかったです。吹雪を主人公に据えたオリジナルアニメのようですが、設定や各艦娘の説明が全く無いためゲームや歴史を知らないと全くついていけず、なんか水上スキーをしながら良く分からない敵に主砲を撃っているだけにしか見えず、緊張感も全くなく萌えアニメとしても中途半端でした。

1話の個人的評価としては、バトルのギミックやキャラクターデザインはそこそこ良かったですが話としてはつまらなくて1話でこの程度では先が思いやられそうなので視聴打ち切り予定のCランクです。

ある意味コンテンツ潰しに定評がある角川らしい作りだったかもしれません。



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