2011年冬アニメ第1話の感想文その11

2011-01-20 16:54:37 | 2011年冬アニメ関連

 今日からはローカル局アニメを視聴していきます。今回は2011年冬アニメで最も早く第1話が放映されていた「Rio Rainbow Gate!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Rio Rio1 「Rio Rainbow Gate!」…パチスロメーカーNET(テクモ系列)のオリジナルキャラクターRioをメインにしたアニメ作品で、アニメ制作はXEBECです。現在の萌えスロブームの火付け役となったRioは初登場当時から何かと話題になっていたキャラクターでしたが、ついにアニメで動くRioが登場ということで個人的にもちょっと気になっていた作品でした。

さすがローカル局アニメ、いきなりパンチラか!というのは置いておいて、この放映していても漂ってくる危険なオーラ…予想していた通りの雰囲気でした。「うわーRioだー勝利の女神だー」とかでRioが近づくだけでカジノの雰囲気が変わり大当たりや幸運に恵まれるとは、こんな設定があったのは初めて知りました。そしてプロポーズを迷っている客にどの番号選ぶか決めてもいないのに当たらせる演出はさすがにちょっとつらいものがあります。プロのディーラーだから可能なんでしょうか。

Rio2 Rio3 そんななか初代ブラックジャックから登場していたオーリンやローザが次々と登場してきたときは懐かしいものを感じました。これらの脇役キャラクターは原作とほぼ一緒だったので良かったです。2話以降は新作に登場していたエルビスやリンダも登場するみたいだし初代以外のキャラもいるのは好印象です。ただメインキャラのミントは原作以上のウザキャラと化してました。

Rio4 Rio5 後半はカジノのディーラーらしくRioとオーリンがクローズポーカー勝負をしていましたが、あの異空間は何?状態で例えるなら劣化「咲 -Saki-」状態でした。ただ咲のほうは有無を言わさない演出のうまさがありましたがこちらは…なんともチープで寂しかったです。ただ勝負の過程は問題でしたが結果はちょっと面白かったかもしれません。

Rio6 Rio7 最後のオーリンの告白には唖然とさせられつつも、最後もお約束のパンチラで締めるという典型的お色気アニメの終わり方にさすがローカル局アニメと感心してしまいました。どちらかというと常に揺れやパンチラをしていたRioよりも後ろで普通にしていたティファニー達のほうがエロかったよ!というわけで露骨なお色気描写はもうお腹いっぱいでした。

作画は全体的にあまり良くないです。原作に頑張って似せていましたがイマイチ足りていませんでした。1話でこの状態なら2話以降も同じかそれ以下の水準かと思われます。1話はエンディングのみでしたが絵が公式の使い回しでかなり残念。でも天使と悪魔の絵は悪魔がリナに変わっていたのでここは良かったです。

総評

Rio8 1話の全体的な感想としては、典型的なお色気アニメでつまらなかったです。Rioの人気が高かった5~6年前にアニメ化していたらもっと話題になったかもしれませんが、公式の絵師がこうたろ氏では無くなったときからもう終わったコンテンツと化していたかもしれません。ただ、もしカジノ勝負が盛り上がる展開とかになれば面白くなりそうな気はします。

1話の個人的評価としては、一応原作は知っているので最後まで見るつもりですが、もし原作を知らなかったらためらいなく視聴打ち切りのCランクです。これで作画悪かったらDつけてました。

パチスロ業界ではすっかり定着した萌えスロですが、現在オリジナルものではsammyの「怪盗天使ツインエンジェル」やコナミの「マジカルハロウィン」などゲームとしても面白く丁寧に作られているシリーズが定着しつつあるのに対し、Rioシリーズは最近何を出してもヒットしてないのでここぞとばかりにアニメ化で注目を集めようとしたのが見え見えでした。これなら「ハーレムエース」のほうをアニメ化してほしかったです。


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