2012年春終了アニメ「ブラック★ロックシューター」最終回の感想文

2012-03-28 14:11:49 | 2012年冬アニメ関連

いよいよ今週から怒濤の最終回ラッシュが始まっています。今回はフジテレビ深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放映された「ブラック★ロックシューター」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Brs17_2Brs18_2Brs19_2Brs20_2「ブラック★ロックシューター」…イラストレーターhukeが描いたイラストをきっかけに始まったメディア作品「ブラック★ロックシューター」のアニメ化作品で、アニメ制作はOrdetとサンジゲンです。1枚の絵から始まりニコ動から一気に人気が広がった作品がついにアニメ化、しかも情報がギリギリまで公開されなかったため発表当初はかなり話題だったこの作品、1話からいきなりOVA版と同じく謎の世界でブラック★ロックシューターが戦っていました。

Brs21Brs22Brs23Brs242話以降も、黒衣マトを中心とした日常シーンとブラック★ロックシューターが戦っている世界を行ったり来たりしていましたが、この作品大半のキャラがまともな性格ではありませんでした。カガリは独占欲が強すぎるし、ヨミは中盤からヤンデレ化していって迷走していたし中学生とはいえ性格変わりすぎじゃね?と思うところも多かったです。

Brs25Brs26Brs27Brs28ブラック★ロックシューターが戦っている世界は悩みの精神世界のようなもので、そこでもう一人の自分…ヨミならデッドマスターが死ぬと現実世界では悩みを忘れることができるという設定のようですが、なぜそのような世界が存在するのかなどの説明が無いまま一気に話が進むため理解しようとしても理解できない部分も多かったです。6話以降になりユウの正体と共に謎が説明されていましたがそれでもマトが向こうの世界に行った理由が分からずでした。

Brs29Brs30Brs31Brs32最後は全員が集結してもう一人のブラック★ロックシューターを倒して現実世界に戻りましたが、結局「汚い色もあるがこの現実はやっぱり綺麗だ。」でなんか強引にまとめていました。結末はお約束でしたがそこに至るまでかなり寄り道しまくっていた感じしかせず、なんかバトルシーンとかで相当引き延ばした感じでした。

作画はかなり良かったです。キャラクターはそれなりでしたが「TIGER & BUNNY」のバトルシーンを作っていたサンジゲンが制作したバトルシーンは見応え十分でした。少々ガトリングの薬莢が飛びすぎな気はしますが…。武器の変形ギミックや飛び散る火花など、フルCGでかなり見せていたと思います。オープニングでは原曲の「ブラック★ロックシューター」を流していたし主題歌も良かったです。

総評

Brs33全体的な感想としては、終始理解しようとしても理解できなかったことが大半でしたがバトルシーンはかなり良かったです。作品を通して「良いことだけじゃなく嫌なことも含めて現実、だから目を背けちゃダメ!」というのを言いたかったのは分かりましたがそこに至るまでの過程がかなり迷走していたので最後だけ見れば十分かもしれません。

全体的な個人的評価としては、作品としては面白くなかったですがサンジゲン制作のバトルシーンの良さと、1枚のイラストから始まったコンテンツがアニメにまでなった話題性も考慮して永久保存版のAランクです。独特の雰囲気は個人的には気に入っています。


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