2010年冬アニメ第1話の感想文その4

2010-01-17 23:57:03 | 2010年冬アニメ関連

 今期は明らかに放映数が減っているのを体感する日々です。今回は「はなまる幼稚園」「のだめカンタービレ フィナーレ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Hanamaruyoutien Hanamaruyoutien1 「はなまる幼稚園」…ヤングガンガンで連載されている勇人の漫画「はなまる幼稚園」のアニメ化作品で、アニメ制作はGAINAXです。このご時世に幼稚園を舞台にしたアニメを深夜に放映…?という意味で通称「ぺどまる幼稚園」やアグネスホイホイなどとも言われていて今期で最も話題というより問題となっていた作品でした。

 少し昔に放映された小学校を舞台にしたアニメ「こどものじかん」では小学生の女の子が先生を誘惑する描写があったため、この作品も同じような作品じゃないのかと少々感じて不安になったりもしましたが、実際に第1話を視聴してみたかんじでは、ほのぼのした雰囲気の至って健全なアニメでした。別にこれなら日曜朝や夕方に放映していても問題無い作品なんじゃないかと思いましたが、内容の一部にちょっと問題になりそうなシーンがあったためやっぱり深夜でなくては放映できなかったかもしれません。

Hanamaruyoutien2 作画においては別に大きいお友達をターゲットにしたあからさまな作画ではなかったので好印象でした。しかし今のご時世、幼稚園児可愛くて萌えなどと言っていると論理的にやばそうなので大きな声で言えないのがなんとも悲しい。そんな方々のためか先生方も魅力的なキャラクターが揃っていたため先生目当てでも十分視聴できそうです。しかし土田先生の頭に登る杏は例えロリコンと呼ばれようとも可愛いかったです。

Hanamaruyoutien3 2部構成で話のテンポも良く、狙った感じも無くほのぼのした雰囲気だし作画も良いしこの作品は今期の中で優れた良作だと思います。

そして他の幼稚園生たちの生活に比べて土屋先生の生活ぶりがあまりにもリアルだったためネットでは隠れた鬱アニメだとか言われていました。

Nodame Nodame1 「のだめカンタービレ フィナーレ」…Kissで連載されていた、二ノ宮知子の漫画「のだめカンタービレ」のアニメ化第3期作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。原作も完結し、いよいよこのアニメ版も完結のようで大々的にフィナーレと付けてきました。最近は中途半端な終わり方をするアニメが多いので是非とも素晴らしい最後を期待したいところです。

 今回の3期は2期の続きでルー・マルレ・オーケストラのコンサートから始まっていましたが、作画は相変わらず見事な安定感で演奏シーンのCGの動きも非常に良かったです。むしろ1期2期のときより微妙に萌え度が上がっているかもしれません。

 オープニングとエンディングも2期のときより良かったと思います。さすがに1期のオープニングときのような盛り上がりを見せる曲では無かったかもしれませんが良曲でした。

Nodame2 肝心の演奏シーンにおいては演奏の作画はもちろんのこと、のだめオーケストラの演奏もあり音楽に関しては非常に素晴らしかったです。今回はバッハとチャイコフスキーの曲がメインで千秋が相変わらず完璧超人でした。楽曲知らなくても普通にクラシックが楽しめるのがこの作品のいいところだと思います。最後でどのように完結するのか今のところ全然予想できませんが、3期まで続いたこの作品、ぜひとも素晴らしい終わり方をしてきてほしいところです。


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