2009年最初のアニメ感想文その11

2009-05-12 06:40:47 | アニメ・コミック・ゲーム

 民主党代表の小沢氏が突然の辞任を発表してしまい政界は混乱してしまっているようです。小沢代表曰く「政権交代の実現に向け、挙党一致態勢をより強固にするため、あえてこの身を投げ打ち、職を辞することを決意した。」とのことで、この件に関しては麻生首相が、「冒頭の発言を聞いただけでは、何の理由で辞めるのかよく分からなかった。国民の皆さんも分からなかったのでは」と言ってましたが実際その通りだと思いました。先日の第一秘書の不祥事で辞めるとか、後日行われるであろう解散総選挙での結果次第で辞めるとかならまだ分かりますが…。そして後任は近いうちに決めるそうですが誰になるのか興味深いところです。

 こうした日本の政治・経済の状況を知ることはとても重要だと思いますがそれと同時にアニメのチェックも重要だと自分は思い、今回は「恋姫無双」「アキカン!」の最終回を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Koihimemusou1 Koihimemusou 「恋姫無双」…BaseSonの18禁PCゲーム「恋姫無双~ドキッ☆乙女だらけの三国志演義~」のアニメ化作品で、アニメ制作は動画工房です。ローカル局で放映されていたうえに原作が18禁ゲームとのことで知名度はそれほど高くなく、自分も原作の名前を知っている程度でした。

 ローカル局で放映されているエロゲやラノベ原作ものに関して、個人的感想としては面白い作品を拝める確率はあまり高くない気がします。そのためこの作品もあまり期待しないで視聴していましたが…これは…意外や意外結構面白かったです。原作では男の主人公がいましたが今回のアニメ版では一切登場させず代わりに関羽を主人公にして、ストーリーも若干オリジナル展開を加えているようでした。作画も安定していたし戦闘シーンは目立ったところはありませんでしたが良くできていたと思います。全員女性の三国志モノといえばパンチラアニメの「一騎当千」とか思い出しますがあちらとは別の方向でイイ萌え作品に仕上がっていたと思います。そして「恋姫無双」は第2期が決定しているようなので地味に期待してますが、黄忠が子持ちの未亡人とか曹操が金髪ドリル巻き髪のツンデレとかよくこんな設定考えたな…と感心してしまいました。

Akikan Akikan1 「アキカン!」…集英社・スーパーダッシュ文庫で刊行されている藍上陸のライトノベル「アキカン!」のアニメ化作品で、アニメ制作はブレインズベースです。第1話からいきなりの微妙作画に加えギャグのテンポも悪く個人的には2009年冬の新アニメの中で一番の地雷だと思っていた作品でした。

 その地雷だと思われた予想はその通りだったようで、最終話に至るまでに作画崩壊は何度もあったようでした。とても「夏目友人帳」作ったところと同じとは思えません。きっとあちらにスタッフほとんど行ってしまってこの作品にはあまり人員が割けなかったのではないでしょうか…きっとそう!原作はまだ続いているので今回のアニメ版ではオリジナルキャラクターをラスボス風にしてイイ話で終わらせていました。しかしこの作品主人公の男役が福山潤だしもう一人の変態社長役が置鮎龍太郎だし声優は豪華なんですよね…作画に合わなすぎでした。しかもこの作品のDVD、第1巻が2話収録で9980円とは一体どういうことかと思わざるを得ず、誰か買った勇者いるんかしら…。しかし「銀盤カレイドスコープ」といい今回の「アキカン!」といい、鈴平ひろが絵を描いた作品はホントアニメに恵まれませんね。個人的に2009年冬アニメワースト作品に認定です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿