2015年春アニメ「終わりのセラフ」第1話の感想文

2015-04-14 05:58:33 | 2015年春アニメ関連

今回はローカルアニメ「終わりのセラフ」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「終わりのセラフ」…ジャンプスクエアで連載されている、原作鏡貴也・作画山本ヤマトの漫画「終わりのセラフ」のアニメ化作品で、アニメ制作はWIT STUDIOです。

いきなり世界が破滅する展開もすごかったですが13歳以下は死なずに、しかも日本だけ?ずいぶん完璧なウイルスが存在しているものだと感じましたがそこに加えいきなり吸血鬼が現れるという設定はかなり強引に感じました。偉い貴族の吸血鬼が一人いましたが、その一人がこれだけのことを仕掛けたのか、そもそもなぜあんな収容施設が存在しているのかといったところは一切語られずに次々と話が展開していくので理解しきれません。

主人公の白夜優一郎とミカエラが仲の良い男同士ということで、そういう系統の作品なのかと思いましたが後半の怒濤の展開でみんな死んでしまったため結局何も覚える必要がなかったというのが衝撃です。あれだけ余裕ぶっていた貴族もあっさり死んだし後半の展開はすごかったですがあれで視聴者を惹きつけるやり方は通用するんでしょうか。ラストで四年後とか出て、おいウイルス平気なんかよと突っ込みを入れずにはいられません。

作画は普通です。悪くはなかったですがキャラクターはあまり個性が感じられず、思ったより淡々としていて動きもぎこちなかったです。BGMはあまり印象に残りませんでしたが施設を脱出するときのBGMはやや良かったです。1話とはいえオープニングもエンディングも歌が無いというのは間に合ってなかったのか演出なのか分かりませんでしたが、演出としてはチープでした。

総評

1話の全体的な感想としては、後半の展開はやや衝撃的だったので見入ってしまいましたがそれ以外はよくある展開だったのでイマイチ面白く無かったです。終始盛り上がりに欠けていた上に主人公のキャラがほとんど見えてきませんでした。

1話の個人的評価としては、設定が破綻しかけているような予感を感じさせる次回予告だったし面白くなりそうな感じがしないので視聴打ち切り予定のCランクです。