2015年春アニメ「レーカン!」第1話の感想文

2015-04-05 14:52:03 | 2015年春アニメ関連

今回は萌え豚御用達のTBSアニメの新番組「レーカン!」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

「レーカン!」…タイムジャンボで連載されている瀬田ヒナコの漫画「レーカン!」のアニメ化作品で、アニメ制作はぴえろプラスです。

序盤から漂う日常感から、まんがタイム系列かと思いましたが案の定その通りでした。女性比率が極めて高いところ、浮き沈みの無い展開、面白く無いツッコミなど典型的な日常アニメで、そこに霊が見える主人公というオカルト要素を付け加えた…ただそれだけの日常アニメというのが第一印象でした。

日常もの+オカルトとなると思いつくのは「夏目友人帳」あたりですが、あちらは逆に腐女子向け。対してこちらはやや男性向けということで比較してみると、正直夏目のほうが圧倒的に優勢です。とにかくこちらの「レーカン!」、キャラクターが非常に無個性です。霊が見える大人しめな主人公にエロ猫くらいしか印象に残らず、霊もとりあえずそこら辺の地縛霊とかが出てきたくらいで終わっていました。

キャラクターに個性が無いのに加え演出や絵柄が少し古くさく感じる部分もイマイチで、1990年代後半から2000年前半ぐらいのどうにも中途半端な雰囲気を出しているのも浮いていました。子供の霊にお供え物をするシーンでの語りは少々良かったですが、全体的に見ると浮き沈みの全く無い良くも悪くも日常アニメとしか言いようがありませんでした。

作画は普通です。やや解像度が低いように見えましたがキャラクター自体は全く崩れていなく安定していたので悪くは無かったです。BGMはあまり印象に残らず、主題歌のユニットソングはノリは良かったですがどうもイマイチでした。

総評

1話の全体的な感想としては、良くも悪くもまんがタイムらしい日常もの+オカルトといったかんじであまり面白く無かったです。お供え物をするシーンは少々良かったですが全体的に薄味なため印象には残りづらく、キャラクターに魅力もないため頭を空っぽにして見る分には悪くはないと思いますがストーリーはスカスカでした。

1話の個人的評価としては、露骨に媚びすぎていないところや浮き沈みの無い展開はブレていなくて良いかもしれませんが面白いとは思えなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。