今回はテレ東アニメ「Z/X IGNITION」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。
「Z/X IGNITION」…ブロッコリーのトレーディングカードゲーム「Z/X(ゼクス)」のアニメ化作品で、アニメ制作はテレコム・アニメーションフィルムです。
タイトルからは全く分かりませんでしたが、ブロッコリーのトレーディングカードゲームのアニメ化ということで、カードゲームのキャラクターを使ったオリジナルアニメといったところでしょうか。
しかしこの作品、色々なところで無理があるように見えました。ゲートと呼ばれるものが突然開き魔物達が現れたのはまだいいですが、7日で世界中が襲われたはずなのにいつのまにか3年後の神戸はそこそこ復興してたり…いつのまに復興?とか黒崎神門と天王寺飛鳥が戦っているときに脇で兵士達は微動だにせず見ているだけだったり、他にもカードゲームといっても完全オリジナルではなく世界中の有名な神や天使、英雄なども登場しているのでキャラクターに統一感がありませんでした。カードゲームとして割り切って見れば気になりませんが、バトルアニメとして見ると気になります。
そもそもなぜゲートが開いて魔物達が現れたのか分からないまま、いつのまにか対抗する手段が開発されていて警察とかに普及してたりするし、そこでなぜカードデバイスという名称なのか…というかなぜ人間同士で戦っているのかすら分からないまま話が進むので意味不明でした。もうちょっと展開と世界観を分かりやすくしてほしかったですが、ソードスナイパーリベルはエロかったのでそこは良かったです。
作画はイマイチです。キャラクターはそこそこ良かったですがバトル描写は良くありませんでした。BGMは全く印象に残らず、主題歌はアップテンポで悪くはありませんでしたが1話ではスタッフロールだけで映像はありませんでした。
総評
1話の全体的な感想としては、突っ込みどころ満載でつまらなかったです。カードバトル作品のキャラクターだけを引っ張ってきてオリジナルのバトルアニメを作ったようですが、そのせいかキャラクターに統一感が無く設定もかなり無理があって話としては支離滅裂でした。
1話の個人的評価としては、カードバトルものならまだマシだったかもしれませんがバトルアニメとなると全く面白くなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。