…というかんじで、今回も遅れに遅れましたが2012年夏アニメ第1話の感想文は終了となります。今更これだと物足りないかんじがするので、明日現時点での評価もつけたいと考えています。まず今回は1話を見た全体的な感想から。
今期視聴した夏アニメは26作品で、夏は毎年少なめですが思っていたよりは放映数は多かったです。しかし面白さとなるとかなり物足りませんでした。
まずは前評判で本命と言われた作品から。
安定した面白さで期待されていた2期もの「ゆるゆり♪♪」はさすがといったところで1話においては1期に勝るとも劣らない出来でした。こちらは2期も十分期待出来そうです。放映前から宣伝に力が入っていた「ソードアート・オンライン」も1話は気合いが入った作りで面白くなりそうな予感はしました。
1期の人気が高く期待されていた「境界線上のホライゾンⅡ」も1期と変わらない出来のようで評価は上々でした。原作のストックが相当あるのでどこで区切りをつけてくるのかは気になるところです。放映前何かと騒がれていた「トータル・イクリプス」のほうは面白そうではありましたが絵柄が古いので意見が分かれそうです。
P.A.WORKS久々だったオリジナルアニメ「TARITARI」はさすがといったかんじで丁寧な作りで感心しました。作画はもちろんのこと、BGMによる雰囲気や主題歌など音楽も良く作られていて素晴らしかったです。前人気が高めだった「DOG DAYS'」も新しい国や勇者が登場したりして1話のつかみは上々でした。
続いては予想以上に面白かった作品などを。
銀魂スタッフが制作した「貧乏神が!」はギャグのテンポやシリアスのバランスも良くかなり面白かったです。普段のギャグが面白いからパロディも生きていて見事でした。あと単なる紳士アニメかと軽く見ていた「はぐれ勇者の鬼畜美学」は主人公が意外と格好良くて面白くなりそうでした。
そして1話からダメそうで切る予定の作品もそれなりにありました。あまり見なさそうな3分アニメをのぞくと、ほぼ全て萌えアニメです。中でもエロゲアニメ原作の「恋と選挙とチョコレート」は放映前から何かと不安視する声が高かったですがたしかにひどかったです。アマガミスタッフは健闘しているらしいですがこれはTBSで放映したのは失敗だった気がしてなりません。
…というわけで、今回の2012年夏アニメ、1話の時点で一番面白かったのは
「貧乏神が!」でした。本命と言われていた作品を押しのけて1話では一番面白かったです。数少ないギャグアニメですが飽きさせない話のテンポの良さとジャンプ作品ならではのパロディの使い方や、エンディングのテロップを見ただけで分かるスタッフの仕事ぶりなど、面白さにおいては突き抜けていました。
以上で2012年夏アニメ第1話の感想文は終わりになります。明日は現時点での評価を書いてみますので全く視聴してない方には多少参考になる…かもしれません。
1話の時点での2012年夏アニメ評価まとめ
Sランク(神!可能な限り実況にも参加し録画保存しつつBD/DVD購入も視野に入るレベル)…無し
Aランク(面白い!録画して永久保存版)…「貧乏神が!」 「ソードアート・オンライン」 「TARITARI」 「ゆるゆり♪♪」 「もやしもんリターンズ」
Bランク(視聴継続)…「トータル・イクリプス」 「超訳百人一首 うた恋い。」 「じょしらく」 「織田信奈の野望」 「DOG DAYS'」 「ポケットモンスター ベストウィッシュシーズン2」 「ココロコネクト」 「人類は衰退しました」 「はぐれ勇者の鬼畜美学」 「境界線上のホライゾンⅡ」 「薄桜鬼 黎明録」 「輪廻のラグランジェ season2」 「この中に一人、妹がいる!」 「夏雪ランデブー」
Cランク(視聴打ち切り予定)…「恋と選挙とチョコレート」 「探検ドリランド」 「アルカナ・ファミリア」 「うぽって!!」 「カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~」 「だから僕は、Hができない。」 「ちとせげっちゅ!!」
Dランク(視聴してイライラしてくる年間ワースト候補)…無し