2011年秋アニメ「フジログ シーズン2」第1話の感想文

2011-11-07 00:15:06 | 2011年秋アニメ関連

アニメに本気なとちぎテレビ、さりげなくこんな作品の2期も放映を開始しています。今回は2期もの「フジログ シーズン2」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Huzirogu4Huzirogu5「フジログ シーズン2」…七字重雄制作の3DCGアニメで、埼玉限定の超ご当地アニメの第2期作品です。

シーズン2ということで何か変わったかと思いきや、相変わらずオサムのウザさは変わってませんでした。それどころかオープニングとエンディングすら全く変わってない…!この低予算ぶりこそこの作品らしいといえばらしいですが、今回の1話は埼玉マンセーアニメでは無くただのギャグアニメでした。オサムのお見合いがメインで相手の女性の人は良い人でしたがオサムがダメすぎなのは相変わらず、オチも無くいつも通りのつまらなさでした。

総評

Huzirogu61話の全体的な感想としては、シーズン1と同じ抜群の安定感でつまらなかったです。5分アニメだし気楽に見るものかもしれませんが、このフジヤマ一家のウザさは5分といえでも耐えがたいものがありました。

1話の個人的評価としては、良いところが特に無かったしつまらないし視聴していてイライラしてくるので1期と同じく黒歴史レベルのDランクです。1期のときも思いましたがとちぎテレビでこれやらなくてもいいんでない?


2011年秋アニメ「スーパーナチュラル:ザ・アニメーション」第1話の感想文

2011-11-06 23:04:45 | 2011年秋アニメ関連

こちらは新番組アニメというかどうか微妙ですが一応新番組枠に入っていたしせっかくだから視聴してみました。今回は日テレ深夜ドラマ枠で放映が開始されたアニメ「スーパーナチュラル:ザ・アニメーション」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

SupernaturalSupernatural1「スーパーナチュラル:ザ・アニメーション」…アメリカ合衆国で放映されているテレビドラマ「スーパーナチュラル」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。最初はCS放送で放映されていましたが、今回日テレ深夜の海外ドラマ放映枠で一度に2話ずつ放映が開始されました。

絵柄はかなり海外向けに作られていて日本制作アニメぽくない雰囲気でした。最初から海外向けとして作られていたのかもしれません。作画も特に良いわけでもなく低予算のような印象を受けました。しかしこの作品もマッドハウス制作及びキャラクターデザイン・総作画監督が吉松孝博とは、とても今期の「HUNTER×HUNTER」と同じには見えません。

冒頭でいきなり猟奇殺人のシーンから入り、主人公にあたるディーンとサムの兄弟が捜査に乗り出していたので、この作品は探偵モノかと思いましたが、途中サムがビデオを見ているシーンで犯人がドッペルゲンガーである可能性が出てきたと言い出してからこの作品のジャンルがやっと分かりました。

Supernatural2Supernatural3Supernatural4Supernatural5この作品、探偵モノかと思いきや心霊捜査モノだったようで、真犯人は人間ではなく生霊の一種であるシェイプシフターで人間に化けて自分探しをしていたようでした。そのシェイプシフターが数々の身内に化け皆が欺かれる展開はなかなか面白かったです。視聴していて誰がシェイプシフターなのか思いっきり困惑しました。

最後にサムが銃弾を撃ちインパラが完璧な止まり方をしたのはちと演出が過剰すぎる気はしましたが最後は見事に事件を解決させ思っていたより良い終わり方でした。根本的にサムとディーンが親父を探すというストーリーこそありますが基本的には1話完結方式で心霊事件の解決をする流れのようなので思ったより気楽に視聴できそうです。

作画はあまり良くはありませんでしたが、マッドハウス制作の海外向けアニメらしい作画だったと思います。主題歌はエンディングのみでアニメーションは無かったですが曲は洋楽で格好良かったです。

総評

Supernatural61話の全体的な感想としては、まさに海外向けアニメといったかんじの萌えは皆無な霊的捜査もので、ドラマとしてなら面白いかもしれませんがアニメとしてはイマイチ微妙でした。しかし人間に化ける生霊との読み合いは結構見応えがあり面白かったです。

1話の個人的評価としては、ちょっと面白そうでしたが低予算アニメのような作風と霊が関わっているため良く意味が分からないまま話が進んで粗が目立ってもいたのでこのままなら視聴打ち切りのCランクです。2話以降の話の展開に期待したいところです。


2011年秋アニメ「ちはやふる」第1話の感想文

2011-11-03 00:24:23 | 2011年秋アニメ関連

毎期堅実で面白い作品をアニメ化させてくる日テレ深夜アニメ、今期も新しいアニメが始まります。今回は「ちはやふる」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

TihayahuruTihayahuru1「ちはやふる」…BE・LOVEで連載されている末次由紀の漫画「ちはやふる」のアニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。前期はカイジが2クールだったので半年ぶりの日テレ新作深夜アニメでした。

作中では「無駄美人」などと言われている主人公の綾瀬千早ですが…あれ?原作はこういう作画だっけ?と感じるほど外見は変わっています。しかし猛烈に色気がありエロい!アニメ向けの作画になっていますが可愛さは圧倒的にアニメのほうが上でした。おそらく今期アニメの中でもトップクラスと思われます。

Tihayahuru2Tihayahuru3Tihayahuru4Tihayahuru5昔はかるたをやっていたみたいですが高校生になるにつれて次第に変わっていくという学園ものならよくある展開でしたが、そこからさりげなく小学生編に変わっていき、なぜかるたを始めることになったのかが語られていきましたが、この小学生編からさらに面白くなっていきました。

Tihayahuru6Tihayahuru7Tihayahuru8Tihayahuru9そして千早の性格がはっきりしている分非常に小気味よく、新の福井訛りのしゃべり方も印象的でしたが極めつけはやはり百人一首を始めるシーンからでした。

Tihayahuru10Tihayahuru11Tihayahuru12Tihayahuru13ここから一気に作品の雰囲気が変わり新がかるたを襖に刺すシーンは印象的でしたが、それ以降は今までの百人一首に対するイメージを一変させるほどのシーンの連続で見入ってしまいました。とにかくかるたを取る勢いと緊張感、盛り上げ方がハンパなかったです。こういうシーンを本当にマッドハウスは作るのがうまい!終盤では生き生きと話す新もまた非常に良いキャラと化していました。

Tihayahuru14Tihayahuru15Tihayahuru16Tihayahuru17ちはやふるの札について新が話すシーンでのBGMの盛り上げ方もうまくそのままエンディングに入るまでの流れも素晴らしく、Bパート以降は隙が無いほど良くできていて面白かったです。そして日テレアニメお約束の実写コーナーでは上田まりえは声だけの登場でしたが競技かるたについての説明もあり非常に分かりやすい解説で良かったです。

作画は非常に良く文句無しでした。千早のエロさを抜きにしても百人一首のシーンの演出および舞う札が良く描かれていて良かったです。主題歌のオープニングは爽やかかつ「ちはやふる」という単語も含まれていて作品に合っていました。さらにエンディングは主人公千早の声を担当している瀬戸麻沙美が自ら歌っていましたがそれがまた非常にうまく良かったです。BGMも作品を盛り上げていていました。

総評

Tihayahuru181話の全体的な感想としては…予想をはるかに越えて面白い!地味なテーマながら丁寧に作ってありまだまだ面白くなりそうな印象を受けました。少女漫画風な原作をアニメにアレンジした結果予想以上に萌えアニメ風になりつつ、百人一首のシーンは日本かるた協会が協力していて本格的で現実味があり手を抜いていないところが日テレアニメらしく素晴らしかったです。

1話の個人的評価としては、作品の安定感含め百人一首のシーンも良く面白かったので永久保存版のAランクです。さすが日テレ深夜アニメといったところで売れる売れないとは別に堅実で面白い作品をアニメ化してきたと感心です。

そして綾瀬千早役の瀬戸麻沙美…あの演技力と歌唱力で現役女子高生の18歳ですか。最近デビューしたばかりのようだしこれから有名になってくるのかもしれません。


2011年秋アニメ「戦国☆パラダイス-極-」第1話の感想文

2011-11-02 22:25:53 | 2011年秋アニメ関連

いつか来るとは思っていましたが、いよいよ携帯電話ゲームもアニメ化されるようになってきました。今回は携帯電話ゲームの5分アニメ「戦国☆パラダイス-極-」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

SengokuparadiseSengokuparadise1「戦国☆パラダイス-極-」…ジー・モード制作のソーシャルゲーム「戦国☆パラダイス」のアニメ化作品で、アニメ制作はミルキーカートゥーンとLMDです。

話の設定としては、関ヶ原の戦いの後になっているようで1話では徳川家康が祭に参加していましたが、本田忠勝が神輿を一人で担ぎ、伊達政宗が自前で料理を作ったところで1話は終了でした。正直5分番組のため話のようなものが全く進んでいません。何がしたいのか全く分からないアニメでした。武将達はみんなイケメンだったし男性キャラしかいなかったためターゲットはソーシャルゲームのファン及び歴史ものが好きな女性だったのかもしれません。ストーリーのようなものはほとんどありませんでした。

Sengokuparadise2Sengokuparadise3Sengokuparadise4Sengokuparadise5後半の5分は「戦国☆パラダイス-極-ぷらす」という名前で柿原徹也と浪川大輔の関ヶ原ノープランロケという実写企画でした。ノープランの企画で、なおかつ声優がそのまま出演しているためある意味本編のアニメより面白そうです。少なくともどこかの角川アニメの実写企画よりはるかに面白そうでした。

Sengokuparadise6Sengokuparadise7Sengokuparadise8Sengokuparadise9作画は思っていたより良かったです。腐女子、歴女向けアニメとしては十分合格点な印象でした。短いながら主題歌もあったし5分アニメという意味ではそれなりにまとまっていたとは思います。

総評

Sengokuparadise101話の全体的な感想としては、女性向けキャラ萌えアニメでストーリーは無くつまらなかったです。戦国武将というとどうしても「戦国BASARA」のイメージが強すぎるためどうしても見劣りしてしまうのが致命的でした。原作はソーシャルゲームのようだし原作ファンなら楽しめるのかもしれません。

1話の個人的評価としては、5分アニメとはいえストーリーがなさ過ぎて萌えのようなものも皆無だったので視聴打ち切り予定のCランクです。もう少しギャグでもあれば見られたかもしれません。


2011年秋アニメ「君と僕。」第1話の感想文

2011-11-02 20:46:55 | 2011年秋アニメ関連

前人気が高い作品なども多いですが放映前全くの無名な作品も数多くあります。今回は前評判が全く無く未知数だったこの作品「君と僕。」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

KimitobokuKimitoboku1「君と僕。」…月刊Gファンタジーで連載されている堀田きいちの漫画「君と僕。」のアニメ化作品で、アニメ制作はJ.C.STAFFです。

この作品に関しては全く原作を知らないため予備知識無しで1話を視聴しましたが、どうやら学園もののようで1話では高校2年生に進級したところから始まるみたいです。桜が舞う中イントロが流れてオープニングに入るその流れは良かったので第一印象の雰囲気はそれなりに好印象でした。

Kimitoboku2Kimitoboku3Kimitoboku4Kimitoboku5しかし盛り上がるところがどこにも無い…。盛り上がりが無いなら無いで、雰囲気が良いのならまだ良かったですが実際は男子高校生4人がだべっているだけで淡々と話が進み面白味が全く無かったです。しかもだべっている内容に現実味が無く、4人の中の1人浅羽祐希が何もやる気無いのに運動神経が良くモテているという設定も見ていてイラっときました。

そんな中登場した唯一の癒やしがかおり先生!主人公達4人の幼稚園時代の回想シーンでのみ登場でしたが、1話唯一メインで登場した女性キャラ及び天然だったし、子守歌を歌いつつ自分まで寝てしまうシーンはこの1話で数少ない萌えポイントでした。

Kimitoboku6Kimitoboku7Kimitoboku8Kimitoboku91話のメインは祐希を部活に入れてコミュニケーション能力を鍛えるという話でしたが、やる気の無い祐希がバスケ部や柔道部、水泳部、弓道部、茶道部と色々回って騒ぎを起こしているのは見ていてあまり良いものではありませんでした。最後もオチらしいオチもなかったし、もう少し余韻を残した良い終わりが欲しかったです。

実際のところ高2の男子が4人揃って部活見学とかしているシーンに現実味がなさ過ぎたため感情移入もできず良いところ無しでした。アニメだし現実味がないほうがいいのかもしれませんが、ファンタジーならまだしも学園ものならもう少し納得がいく展開が欲しかったです。

作画はいつものJ.C.STAFFといったかんじでした。キャラ作画は良かったんですが背景含めあの淡々とした絵柄はJ.C.STAFF制作となんとなく分かります。主題歌はOPとED両方とも作品の雰囲気に合っていて良い感じでした。

総評

Kimitoboku101話の全体的な感想としては、全く印象に残らない作品でつまらなかったです。男同士の友情アニメという意味では「ゆるゆり」の男バージョンと言えなくもないですが、ギャグも無く淡々と盛り上がりも無いまま高校生男子の日常会話では言わないようなことを延々と言っているため感情移入もできなくかおり先生以外見所が全くありませんでした。

1話の個人的評価としては、J.C.STAFF制作なので絵以外は見所なさそうだし化ける要素も見当たらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

これを分割2期でやるそうなので、これは相当な爆死をかましそうな気がします。


久々に心が震えた19

2011-10-31 12:11:45 | 2011年秋アニメ関連

Fatezero25Fatezero26Fatezero27Fatezero28ライダーさんマジかっこよすぎっす。真の主人公はライダーやったんや!

Fatezero29Fatezero30Fatezero31Fatezero32今回は見事に見入ってしまいました。そしてバーサーカー初お目見えでしたが、戦闘シーンは見応え十分で非常に格好良かったです。それにしてもどのサーヴァントも主人公でおかしくないほどの個性の強さに圧倒でした。

来週はいよいよ青髭の旦那も参戦でしょうか。次回も見逃せません。


2011年秋アニメ「HUNTER×HUNTER」第1話の感想文

2011-10-30 02:46:46 | 2011年秋アニメ関連

新作アニメが次々と始まっている中、異色として約10年ぶりにリニューアルした新番組アニメも存在します。今回はそんな新作として生まれ変わったアニメ「HUNTER×HUNTER」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Hunterhunter1Hunterhunter2「HUNTER×HUNTER」…週刊少年ジャンプで連載されている冨樫義博の漫画「HUNTER×HUNTER」の新作アニメ化作品で、アニメ制作はマッドハウスです。かつてアニメ化がされていましたがあの頃は1999年製でしかもフジテレビ系列日本アニメーション制作でしたが今回は2011年版になりしかも日本テレビ放映と、ほぼ完全に別物となりスタッフ及び声優も一新されています。今でも根強い人気を誇るこの作品、果たして新作になりどのような出来になったのかと気にしつつ第1話を視聴してみました。

そして始まるオープニングですが、妙にさわやかで王道冒険アニメといったかんじで第一印象は上々だったと思います。そして衝撃だったのがキャラクターデザインが吉松孝博!マッドハウス制作アニメで吉松孝博キャラデザとなると「TRIGUN」を思い出します。そのせいかレオリオがヴァッシュにしか見えませんでした。

Hunterhunter3Hunterhunter4Hunterhunter5Hunterhunter6しかし今回の新アニメシリーズ、原作と大きな違いが1つあり1話では主人公ゴンがハンターを目指すきっかけになった重要人物カイトとの出会いがカットされています。そのためゴンは最初から父親ジンがハンターとして活躍していることを知っていて「息子より大事なハンターという仕事をしてみたい」という理由からハンター試験を受けに行ってます。実際カイトとゴンが1話以降再会するのがグリードアイランド編が終わった後で相当先の話になる分、この判断は賢明だったかもしれません。

Hunterhunter7Hunterhunter8Hunterhunter9Hunterhunter10原作ストックが大量にある分サクサク話が進み1話が終わった時点ですでに港町にまで着いてしまいましたがその分テンポが良く、クラピカの過去やレオリオとの言い争いなど重要なポイントは押さえてあったため良くできていたと感じます。ゴンの声優をしていた藩めぐみは新人ながら少年ぽい演技がなかなかうまく、さりげなく親子で共演していたのも印象的でした。

作画はマッドハウス制作なだけあり安定していたし、この分なら戦闘などのアクションシーンも十分期待出来そうでした。主題歌も良く、オープニングの爽やかな印象とは裏腹にエンディングはヒソカが目立ちまくりで、Fear, and Loathing in Las Vegasの曲と共に光るシーンが見事でした。

総評

Hunterhunter111話の全体的な感想としては、原作が非常に面白い分どうなるかと思いましたが、さすがマッドハウス制作なだけあり良く出来ていて面白かったです。原作のストックも十分あるしマッドハウスは変なオリジナル展開を滅多に入れないため安心して視聴できそうでした。4クール以上確定のようだし日テレが本気で取り組んでいる様子もうかがえます。

1話の個人的評価としては、安定した面白さだったし作画も非常に良くこの先も十分期待出来そうだったので永久保存版のAランクです。


2011年秋アニメ「クロスファイト ビーダマン」第1話の感想文

2011-10-24 20:01:36 | 2011年秋アニメ関連

子供向け番組の中にも掘り出し物が埋もれていることがあるので見逃せません。今回は「クロスファイト ビーダマン」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

BidamanBidaman1「クロスファイト ビーダマン」…ビー玉を発射する人形型玩具「ビーダマン」を題材にしたアニメ作品で、アニメ制作はSynergySPです。前期のアニメ化から5年ぶりとなる作品のようでした。

授業中に世界遺産の本を読んでいるあたり主人公の龍々崎カケルは冒険好きのようでした。そんな主人公に最初からいる幼なじみの夏美がビーダマンの大会に参加していたことから主人公がビーダマンと出会い、続いてブルードラゴンと運命的な出会いをして港の倉庫で開かれていた大会に参加することになる…といったいったあらすじでしたが、どうもビーダマンが単なるビー玉連射マシンにしか見えませんでした。

ビーダマンにセットしたビー玉を発射して何本柱を倒せるかといった大会が行われていましたが…一見派手に見えるけどただ柱倒してるだけじゃね?と思うところもチラホラ…。

主人公がビーダマンのブルードラゴンと出会うまでの話の流れは悪くはなかったですが、その直後いきなり凄腕しか案内されないという秘密の大会に参加できてしまっていたのはご都合展開すぎて少々納得いきません。何か裏の事情でもあったんでしょうか。15分アニメなのでここで早くも終わってしまいましたが、せめてもう少しは様子を見たいところです。

作画は省エネ作画でそれほど良くは無かったです。CGも浮きまくっていたし低予算か4クールアニメなのかもしれません。

総評

1話の全体的な感想としては、すごく…ビー玉飛ばしアニメです。ベイブレードのようにベーゴマのカスタマイズのような幅が無さそうで、アニメではとにかくビー玉を連射できることをひたすら強調していただけなのでアニメとしては無理がありそうでした。ビーダマンがしゃべったり必殺技を撃つというのはアニメならではですが、イマイチ面白くはなかったです。

1話の個人的評価としては、まさに15分アニメといった感じでイマイチだったのでそのうち視聴打ち切り予定のCランクです。しかし子供向けらしい燃える展開とかがあればまだ盛り返すのかもしれません。


2011年秋アニメ?「ヴァンガ道(ヴァンガロード)」第1話の感想文

2011-10-24 19:02:16 | 2011年秋アニメ関連

これはアニメと位置づけるにはあまりにも外れてる気がしないでもないですが、一応アニメと関係はありそうなのでせっかくだから感想を書いてみたりします。今回は「カードファイト!!ヴァンガード」の情報番組「ヴァンガ道(ヴァンガロード)」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Vangard10Vangard11「ヴァンガ道(ヴァンガロード)」…ブシロード制作のカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」の情報番組です。情報番組ではありますがなぜかカテゴリがアニメに分類されていたためせっかくだから視聴してみました。

ヴァンガードは何気に人気があるようで、様々なところで広告やCMを見かけるので金をかけているようなイメージがありました。それに加え今回の「ヴァンガ道」で地上派にまで進出してきたためさらなる宣伝をしてきて、ここでさらに新規ファンを獲得してきそうな勢いです。

校長DAIGOが登場してきて挨拶が「ウィッシュ!!」、続いて生徒紹介とかしていたので話のノリと展開は昔の「ファミっ子大集合」や「スーパーマリオクラブ」のようでした。

Vangard12Vangard13Vangard14Vangard15しかしこの作品…とにかくカードゲームをしません。1時間目はセイン・カミュの英語の授業で「VANGUARD」の意味を説明するだけだったし、アニメの中学校の名前当てクイズをやったり、化学の授業と称してペーパーブーメラン作ってたりして面白くもなんともなかったです。

そして番組開始から23分、ついにカードバトルが始まったと思ったらなんとダイジェストで2分で終了…ただのつまらないバラエティー番組でした。

ただアニメに登場しているキャラの声優がコスプレをして出演していたり、DAIGOが常にいるためDAIGOファンなら楽しめるのかもしれません。カードゲームの新着情報や戦術とかを見たいという意味では全く役に立たない番組でした。

総評

Vangard161話の全体的な感想としては…2分しかヴァンガードやってないやんけ!しかもダイジェストみたいなので終わってるし、かなりの誰得番組でした。美咲さんの中の人やDAIGOが登場していたのでそちらのファンなら楽しめるかもしれませんが、ヴァンガード関係なくね?と思うくらいの単なるバラエティー番組です。でも化学の授業のペーパーブーメランの実験とヴァンガードのガンスロットの効果の説明は良かったです。

1話の個人的評価としては、もうちょっとヴァンガードのカードバトルを繰り広げたりして新規ファンを獲得しようという番組かと思いましたが単なるブシロードの宣伝バラエティー番組でつまらなかったので視聴打ち切り予定のCランクです。

ブシロードは現在相当儲かっているようで宣伝もハンパじゃないですが、その予算をもうちょっとアニメの方に回して欲しいところです。特に作画。


2011年秋アニメ「Fate/Zero」第1話の感想文

2011-10-13 21:16:15 | 2011年秋アニメ関連

今期の秋アニメといえばやはりこの作品を無しにしては語れません。今回は2011年秋アニメの大本命と言われたこの作品「Fate/Zero」の第1話を視聴したのでそちらの感想を書いてみたいと思います。

Fatezero1Fatezero2「Fate/Zero」…TYPEMOON制作の18禁ゲーム「Fate/stay night」のスピンオフ小説「Fate/Zero」のアニメ化作品で、アニメ制作はufotableです。元々大人気作品なFate作品に加え小説版の執筆者は「魔法少女まどか☆マギカ」で圧倒的な支持を獲得した虚淵玄、しかもアニメ制作のufotableは「テイルズ オブ エクシリア」の作画で高い評価を受けていたため前人気は猛烈に高く秋アニメの本命中の本命と言われていました。

Fatezero3Fatezero4Fatezero5Fatezero6最初はドイツ・アインツベルン城から始まり続いてイタリア・トリノで聖杯戦争についての解説含め遠坂時臣と言峰綺礼の打ち合わせが行われていましたが、そこでの説明シーンで綺礼の父と遠坂時臣がぐるぐる回りながら説明しているシーンは、最初はあまり気になりませんでしたが改めて見てみるとかなりシュールでした。

Fatezero7Fatezero8Fatezero9Fatezero10続いて間桐雁夜が登場していましたが、ここのシーンで原作未読者の自分にとって初の違和感があり、「Fate/stay night」でヒロインの一人だった遠坂凜が子供時代でいましたが、さっき綺礼のシーンで聖杯戦争は60年周期とか言っていたような…初代の聖杯戦争は今回が終わってから数年後にまたすぐ始まったんでしょうか。

間桐の蟲のシーンはグロすぎのCG浮きまくりのかなり強烈なシーンだったので虫嫌いの人には相当なレベルだったかもしれません。ここでは間桐家の聖杯にまつわる事情及び説明があり、こちらにも聖杯が欲しい理由が明かされていました。

Fatezero11Fatezero12Fatezero13Fatezero14続いて登場したのがロンドンの時計塔でしたが、こちらで登場していたウェイバーは他の聖杯戦争の参加者に比べてずいぶんと参加した理由が軽いような印象を受けたため、やはりこのような作品ではこういう動機が軽そうな人物も欠かせなさそうです。しかしこういうキャラはどう見ても最後まで生き残らないような気がしてちょっと可哀想な気がしてしまいます。

Fatezero15Fatezero16Fatezero17Fatezero18今回の1話で参加が確定した聖杯戦争の参加者が紹介されたのはここまでで、後半はその5人の動向が語られていましたが、中でもセイバー陣営の衛宮切嗣とアサシン陣営の言峰綺礼がお互いを推測し合うシーンは非常に印象深かったです。思わず切嗣の隣にいたアイリのおっぱいに目が行ってしまいがちでしたが、この作品では女性キャラより圧倒的に男性キャラが多く魅力的な人物が揃っていて見応えは十分でした。

Fatezero19Fatezero20Fatezero21Fatezero221話ラストで行われた英霊召喚の儀式のシーンでの盛り上げ方もうまく、最後にセイバーが召喚されたときにはあの名言が!そしてその勢いのままオープニングが流れ映画のようにスタッフロールが流れていく演出はまさに映画でした。

作画は非常に良く人物はもちろん背景に至るまで相当作り込まれていました。久々に表舞台に出てきたufotableだけに気合いは十分です。作中のBGMも作品を盛り上げていたし、主題歌も格好良く自信作と言うだけのことはありました。

総評

Fatezero23Fatezero241話の全体的な感想としては、まるで映画のような1話でした。初回から1時間放送ということで相当な気合いが入っているのが分かるし作画においても文句は無かったです。あくまで今回の1話は設定などの説明といったかんじだったため本番は2話からといったところでしょうか。

1話の個人的評価としては、これから面白くなりそうな予感はしたし作画は素晴らしかったし、原作者の虚淵玄が脚本の監修もしているそうだからこれから十分期待できそうなので永久保存版のAランクです。

原作を知っていればもう間違いなく神作品なのかもしれませんが自分は原作を読んでいないので、初回は説明を理解するので精一杯でした。試写会では大絶賛だったらしいですが原作未読者の自分から見ると「お、なかなか面白そう。」くらいの印象でした。公式がちょっとハードル上げすぎな気がします。