高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

温泉でゆっくり!

2009年02月13日 08時16分23秒 | 家族

卒業式前の長男坊が、春休み?というか、卒業前休み?で帰ってきた。それと、長男の友人のK君が、新潟から遊びに来ている。彼は新潟県の上越市に住んでいる。背が高くてひょろひょろと痩せている。

10日は、朝9時に家を出て、昼過ぎに空港に到着、スカイメートの格安の運賃で飛行機に乗るため、心配でなるべく早く空港に行って、スカイメートの申し込みをしたそうだ。 (今の時期は空いているので、何時行っても乗れるのだが) 空港で5時間待ち、18時発の福岡行きに、福岡空港から高速バスに乗り換え、大分県の「別府湾サービスエリア」に21時40分到着。そこまで、長男と二人で迎えに行き、我が家に着いたのが、22時過ぎであった。長い一日だったねー。

211_004 翌日は祭日の為、工房はお休み。午前中は、折角だからということで、竹籠教室をしてあげた。初めて竹を手にした割には上手であった。昼食は、やはり九州に来たら、「豚骨スープの長浜ラーメンで替玉のお代わり!」でしょ。昼食後、別府湾にある、「砂湯」を体験。15分ほど暖かい砂に埋められていると、体はポカポカになる。砂湯を出た後、もう一軒、温泉に入りに「ひょうたん温泉」へ。ちょっと、鉄分があるのか、赤茶けた色が付いている。考えてみると、お昼からゆっくり温泉に入るのなんて本当に久しぶりだ。K君が来たお陰で、私も心身ともにリフレッシュできた。

一旦、家に戻って一休み、休憩後、近くの「東椎屋の滝」へ、家から10分ほどで着く。我が家の直ぐ側を流れている川がここでは、落差が50メートルほどの滝となり観光名所になっている。その後晩御飯は、安心院のすっぽん料理を食べに行った。生き血に始まり、すっぽんの刺身、から揚げ、酢の物、卵の味噌漬け、肝の甘露煮、鍋、雑炊、デザート……、すべて「すっぽん尽くし」である。高校生にとって、温泉とすっぽんでは、元気いっぱいに成り過ぎたのでは?

「あー、昼の温泉。最高ですなー。」

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万年筆 2

2009年02月12日 06時19分28秒 | 工房

最近は、日本の拘りを持った、高級万年筆を欧米に輸出する事も始めたそうだ。蒔絵をあしらった万年筆など、高額な商品への需要は結構あるそうだ。今まで扱った中で、一番高価な万年筆は、1本1500万円だったそうだ。

私の所で、万年筆の軸に竹をあしらった何かが出来無いか?と相談に来たのだ。限られたスペースに相当制約のある仕事である。しかし、何でも、挑戦!やってみる価値はある。とりあえず、サンプルを作ることになった。

言うことは、実にはっきりしていてビジネスライクであるが、ある意味インチキが無くて好感が持てる。「私たちは商売ですから、一つでも多く売れればいいのです!」と言う。「そちらの作れる値段と、製作日数、ロットを言って下さい。」と。

http://ww35.tiki.ne.jp/~thtinc/index.htm

はたまた、どんな結末に成るか?判りませんが、新しいお付き合いの第一歩です。

211_001 一緒に付いて来ていたインド系の青年は、彼の所でアルバイトをしている留学生であった。別府にあるAPUアジア立命館大学の学生で、彼のような留学生アルバイトが5人ほど居るそうだ。彼らに、外国向けのネットでの記事を書かせるそうだ。将来は、学校卒業後、帰国した時に、それぞれの母国で、彼の仕事のお手伝いをする事になるのかも知れない。

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万年筆 1

2009年02月11日 08時20分09秒 | 工房

先日、突然のお客様があった。男性2人で、一人はインド系の外国人。もう一人は、日本人かな?中国人かな?見ただけでは判らない。

また、訳の判らないセールスだろうか?と思いながら、話を聞いてみると、同じ、大分県にある、豊後高田市から来たそうだ。

「万年筆をネットで販売しているのですが、万年筆の握りに竹で細工が出来ないだろうか?と思い、やって来た!」そうだ。

話を聞いてみると、そんなに怪しい、胡散臭い人間ではなさそうだ。「では、事務所でお伺いしましょう」と言う事になった。元々は鳥取県出身の人だが、大分県の農業後継者事業などに参加したアイターン組である。しかし、農業で生計を安定的に立てるのは難しく、以前、やっていたコンピュータ関係の仕事を始めたそうだ。ジェトロにも関係した仕事をやっていた事もあり、海外の物を輸入して、ネットで販売する事業を始めたそうだ。

今は、中国の万年筆を輸入して日本国内に販売している。万年筆だけで年商、億を越える商売をしていると言う。現在、中国の万年筆を扱う業者としては、日本では一番大きいのでは無いか?

私は常々言っているのだが、「中国製品がみんな悪いわけでは無い!中国製品の方が日本の物より、優れたものも沢山ある。悪いのは、中国製品を日本製と誤魔化してインチキする業者が悪いのだ!正々堂々と中国製品は中国製として、国産品は国産品として販売してくれれば、どんなにか気持ち良く商売できるのに!」   つづく

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一閑張り

2009年02月10日 07時24分31秒 | 作品紹介

キティちゃんの話を断る前に、「簡単にキティちゃんをプリントできるもの」として、「一閑張り」を考えていた。丁度それが、ネット販売を強化するため、手頃な値段で買える作品も作っていかなくてはならない。ある程度、買い易い商品で間口を広げ、先ず、「竹細工、竹製品ならオンセ!」というイメージを作っていかなくてはならない。

そこで、遣りだしたのが、この「一閑張り」である。大分県では以前から、竹を編んだ籠や皿に和紙を貼り付けた「一閑張り」が作られている。有名な所では、一緒にミラノで展示会をした毛利さんの所の「佐志生工芸村」が遣っていたが、今は、ご存知の様に「名前の詩」として、和紙にお客さんの文字をはめ込んだ詩を作る方向に転化して行き、一閑張りの方は後輩の若手職人に譲ってしまった。もう一軒、古くから「一閑張り」をしていた業者は「〇〇工芸」である。残念な事に、一昨年、別府観光の衰退や、工芸品の販売縮小の為、廃業してしまった。

私は古くから「〇〇工芸」と取引があり、随分可愛がってもらった。息子とは30年近い付き合いがあり、今私が住んでいるログハウスを建てる時も、息子が相当加勢してくれた。

そんな関係なので、「今度、ネットなどで販売する為に、一閑張りを遣ってみようと思う」と相談に行ったら、それを聞いた奥さんが大変喜んでくれて、「あんたなら、何でも教えてやる!」と。ありがたいことです。

どんな作品にも、コツがある。ほんの小さなある事が判らなくて四苦八苦する事もある。ちょっとした力の入れ具合や、時間の取り方など、何回も何回も失敗を繰り返すうちにノウハウが蓄積されるものなのだ。  その、ノウハウを教えてくれるというのだ。今までの付き合いや信頼関係が物を言ってくる。

和紙の仕入先から、糊はこれが良い、こういう道具を作るんよ、……、終いには、「作り出したら、私が行って細かいことをしどうしちゃる!」と「迎えに来てくれたら、いつでもいっちゃる!泊り込みでも良いよ!」「いえ、泊り込みはちょっと?」

本当にありがたいことです。

今回の経済危機は私にとって大変なチャンスになっている!

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キティちゃん、35周年! 2

2009年02月09日 07時32分22秒 | もんく

「自分で売った場合に、何も苦労していないサンリオが70%も取るというのは理不尽な話で、当然なことだ。」「では、間違いの30%では無いと言う事は、どういう条件になるのですか?」と聞くと

「生産者様に出荷価格を決めて頂き、その価格は変わりません。後、希望上代価格を仰って頂き、サンリオと協議して決めていきます」と言う。「仮に、卸し価格が10000円で希望上代価格が15000円だと、66%の卸価格になるがそれでも良いのか?」 「先日の話とまったく違った条件になったのだが、本当にそれで良いのか?」と問い詰めると「大丈夫だ」と言う。あまりにも、今度は生産者に有利な条件にころっと代わり、かえって不信感が募ってきた。

この企画が進んだら「NODO」という雑誌で発表することになるのだが、その雑誌に載せる掲載料が発生するのだ。その直ぐ後に、担当者が言い出して来たのが、「支払いの件ですが、2月5日の一括払いにされますか?分割にされますか?」と言ってくる。

「冗談じゃないぞ!まだ、作品も決まっていないのに、サンリオの商品確認も出ていないのに、先に支払いを要求するのか?ふざけるな!」結局、あまりにも、ころころ変わるいい加減さと不信感で一杯になり断った。

これは「新手の詐欺?」なのか?「こういった企画を餌に、雑誌の広告業者の勧誘なのか?」 はたまた、もし、本当に現実の企画としたら、サンリオの名を借りて、生産者の気持ちをもてあそんでいるだけの事である。1月末に突然電話をかけてきて、企画を提出して欲しい。作品の撮影は3月中です。そして、2月の5日に先に掲載料を払ってくれ! なんて、  そんな、簡単に工芸品が出来ると思っているのか? コツコツと物つくりをしている職人たちを食い物にしようとしているのか、ふざけた話であった。 本当に腹が立つ!

竹工房オンセ

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キティちゃん、35周年!1

2009年02月08日 07時22分23秒 | もんく

昨日の朝日新聞に、「キティちゃん、35周年!伝統工芸品とのコラボ!」という記事が載っていた。全然、我々には関係が無い事の様に思えるが、実は先日、ある出版会社から電話が掛かってきた。最初はまたセールスの電話かと思い

「セールスの電話ならケッコウデス!」と最初に言ったら、

「その様な電話ではありません、実は………」と

話を聞いてみると「サンリオのキティちゃんと伝統工芸品をコラボした企画を立てています。それについて御社から何か企画していただけないか?」と言う話であった。「キティちゃんと私どもの竹のバッグ?どうもピンと来ないなー」と思いつつ、「取りあえず資料を送ってください!」と電話を切った。

数日後、送られてきた資料には、焼き物が在ったり、キティちゃんがプリントされた印伝があったり、博多織、南部鉄器、風鈴、手ぬぐい……といろんな物が作られていた。私も、「これは何か面白いものが出来るかな?」と少し、興味が湧いてきた。しかし、最初に提示された条件は、あまりにも法外な酷な条件であった。

1.キティちゃんを使う商標権は売値の8%を売れても、売れなくても、製品を作った時に払わなくてはならない。

2.サンリオのショップで販売された時は、生産者の取り分は30%。

3、自分のお店やネットで販売した時も、生産者の取り分は30%。

と言う。何かの間違いだろうと思い、「自分で売っても、70%もサンリオに取られるのですか?」と聞くと「そうです」というので、バカくさくなってなってしまった。生産者が、自分のお店で苦労して売っても30%しか入らない、尚且つ、8%の商標代を引いたら、22%にしかならない、こんなのでは、売れたら売れるだけ赤字になるのは見えている。そんな趣旨のことを話したら、数日後、また電話があり、

「30%というのは間違いでした。それと、自分で販売していただいた場合は商標権の8%だけで、後は生産者のものです」ところっと変わってきた。 つづく

竹工房オンセ

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これは偶然?

2009年02月07日 09時34分30秒 | ブログ

最近困っている事と言えば、「迷惑メール」毎日、毎日100通以上入ってくる迷惑メールにはほとほと呆れてしまう。個人のアドレスならば、早々にアドレスを変更しても良いのだが、もう何年もこのアドレスで、仕事としても使っているので、なかなか代えにくい。特に、会社宛 のアドレスに入ってくる迷惑メールが多い。

もう一つ、困っているのが、セールス電話である。作業中に電話がなる度に、仕事を中断して電話に出てみると、訳の判らないセールス電話であったりすると、本当に腹が立つ。

昨日も、福岡の健康食品会社から、「ヒアルロン酸を飲みませんか?」と電話があった。それも、2社から電話があった。もう一件、「大分駅前でお灸のお店をしているのですが、60歳以上の方を対象にお電話しています」と。「家には、そんな年よりは居りません!」と、途中で切ってやった。

しかし、考えてみると、先週テレビショッピングで「ヒアルロン酸コラーゲン」を買った後に、こんなに年寄り向きの電話ばかりが掛かって来るようになったのは、偶然だろか?どうも、そうではないと思う。きっと、私の所が「ヒアルロン酸」を買った情報が流れているのではないだろうか?「きっと、あそこの家は健康に気を使っている年寄りが居る」と思われる様な情報が流れているのでは?   とても偶然とは思えない。

もう一つ、困った事が、「また、しょうも無いセールス電話ではないか?と思いつつ電話に出て、ぶっきらぼうな対応をしていると、お客様からの電話だったり」と、後で冷や汗を時がある。 マイッタ!  

竹工房オンセ

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エアーステーション

2009年02月06日 07時56分48秒 | デジタル・インターネット

新しいグッズが増えた。「エアーステーション」だ。何か?といえば、インターネットを無線で飛ばすルーターである。私の所では、まず、工房の事務所に親機であるNTTのターミナルルーターが設置されている。事務所内は無線でネットを使うことが出来るのだが、電波が弱い性で、自宅までは電波が飛んでこない。そこで、工房から自宅に30メートルほどのランケーブルを引っ張って使っていた。

ところが、先日やヤマダ電機に行って、無線ランルーターを見ていた時に、我家の状況を説明したら、「30メートルの有線のケーブルの先に、もう一つターミナルルーターを付ければ、そこから無線が飛ぶので、家中無線が使えるはずだ。」と言う。本当にそうなれば、大変便利なので是非そうしたいのだが、果して、本当に繋がるか疑問でもある。すると、「とりあえず、遣ってみて下さい。もし繋がらなかったら、返品してください」と言って名刺をくれた。 「えっ!本当にそんなコトで良いの?」 「はい、良いですよ」と言うので、買ってきた。

早速、家に帰って、「エアーステーション」を繋いで、パソコンにソフトをインスツールする。さあ、上手く行くだろうか?……バッチリである。パソコンを持ち歩いて、隣の部屋でも、2階の寝室でも、子供の部屋でも、何処でも使えるようになった。

ヤマダ電機の販売員に電話をした。「先ほど、無線ランのルーターを買ったものだが、バッチリつきました。ありがとう。」「わざわざ、お電話ありがとうございます。これからも、何かありましたらいつでも連絡下さい。」と実に気持ちの良い対応であった。

竹工房オンセ

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ヒアルロン酸コラーゲン

2009年02月05日 05時51分26秒 | 健康・病気

先日の、朝早くテレビショッピングで注文した「キューサイのヒアルロン酸コラーゲン」が届いた。早速、箱を開けてみると、ヒアルロン酸意外にも、いろいろと、面白いグッズが入っている。

ヒアルロン酸コラーゲン3袋、計量スプーン、健康サポーター、説明書などなど、

中でも、感心したのは、「楽しめスライダー」である。130_005

開封後、密封性を高めるため、チャックが付いているパッケージが多い。ビニールの端っこに1本のラインが入って居り、そこを合わせて指で摘まんでいくと、綺麗に留められるヤツである。しかし、これがなかなか旨く摘まめなくて、綺麗に密封するのに苦労するときがある。それを、意図も簡単にスルッと遣って退けるグッズなのだ。これは本当に感心させられた。

次に、「おたのしみシール」納品書についている「おたのしみカレンダー」と一緒にご利用下さい とある。「飲んだ日にカレンダーに張っていけ!」ということなのだが、この製品を買うのは殆んどお年寄りばかりなので、何時飲んだが?忘れてしまう人が多いのだ。そんな人の為、このシールがあるのだろう。

今年は、私どももネット販売を本格化することを目標にしている。こうやって、通販で品物を買ってみると、如何に次回に結びつくようにみんな工夫しているのか?勉強になる。

竹工房オンセ

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研究会!

2009年02月04日 07時18分18秒 | 工房

「今年は、工房の製作作品もどんどん新しい分野に変えていかなければ成らない」と、危機感を持っている。私の発想だけでは限界もあるし、どうしても、偏りがちに成る。以前から、工房のメンバーに「自分なりに何か作ってみて!」と言っても、なかなか出てこない。出てこないと言うよりは、出さないのか?

考えてみると、「新しいデザインを起こしても、具体的にどういう風に自分に利益が帰ってくるのか?」判らないからだろう。もっと、「自分の作品が、どういう形で販売され、具体的にどの位の収入になるのか?はっきり意識した上でないと物作りは出来ない。」自分の作品が、お客様に選ばれ売れた時の喜びを判ってもらわなくてはモチベーションは上がらない。

そこで、工房のメンバーに呼びかけ、ヤル気のある人だけで「研究会」を作ることにした。

工房の職人には、それぞれ違った生活条件の中で働いている。若くてこれから独立を目指す人も居れば、年金を貰いながら体力が続くまで工房の仕事をしたい人、主婦をしながらそこそこに、……。全員を同じ思いで引っ張って行くには無理があるのだ。やはり、「将来に向けて、自分のデザインを起こして前向きにやりたい!」と思う人だけを対象にやっていかないと、まとめるのに大変である。

第一回の集まりは、「研究会」の性質を話し合うところから、まづ、勘違いの無いように、

「これはあくまで、自発的な研究会にしたい!皆さん個人個人の作品つくりである。工房から依頼する注文では無い。」

「各自が作りたい作品を、研究会でいろんな意見を聞き磨き上げて行きたい。また、その作品を、どんな販路で販売するか?あくまで、工房オンセは一つの販売チャンネルだと思って頂きたい。工房意外で売って頂く事も全然かまいません。」

「当然、個々人の作品だから、リスクと責任を持って作ってもらう」  (通常、工房から依頼した試作品は、試作に掛かる時間には、時間給で対応している。また、どれだけ失敗しても、材料費は工房負担でやっている。)

「リスクを背負って、商品開発しないと、本当の意味での原価率も見えてこないし、責任も芽生えて来ない。」

「原則、月2回のペースで開催する。」

などなど、「研究会」をするに当たっての下地つくりと確認を行った。次回から、具体的な作品の話にしていきたいのだが、途中で空中分解してしまうかも知れない。

竹工房オンセ

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テレビショッピング

2009年02月03日 06時32分48秒 | 健康・病気

この半年ほど、膝などの関節がきしんだり、階段を上るときに痛みを感じる事がある。やはり、若いつもりでいても、年と共にあちらこちらに支障が出てくるようになった。

日曜日の朝早くテレビを付けてみると、「テレビショッピング」で、関節の痛みや、階段を上り下りに苦労している人が、これで生き返ったような宣伝をしている。私も、普段であれば、「また、こんな宣伝をしている。フン…」とチャンネルを変えてしまうのであるが、どうも、最近気になっている事と、番組で宣伝している事がバッチリ嵌ってしまった。

「通常、7000円の所、今なら二箱で6600円!この番組終了後、30分以内に申し込みの方には、さらにもう一箱を付けて、さらにさらに、両膝に付けるサポーターまでプレゼント!」

もう、完全に嵌っている。朝、6時頃、妻に気付かれない様に小さな声で、

「只今、テレビを見て電話をしています。キューサイのヒアルロン酸コラーゲンを下さい。」

すると、「今、電話が大変込み合っています、こちらから、折り返しお電話しますのでお電話番号とお名前を言ってください」と言われた。30分ほどして、折り返し電話が掛かってきて、注文の内容を言ったのだが、その電話の呼び出し音で寝ていた妻もすっかり起きており、

「朝早くから、何を注文しているのよ!このコラーゲン!」と笑われてしまった。

竹工房オンセ

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拡張工事

2009年02月02日 07時28分50秒 | 安心院

1週間の出張に行っている間に、私の家への入り口の景観が大きく変わっていた。

130_007巾3メートルほどの道が 4.5メートルほどの道になる。両サイドの木を切り出し、視界が開けてくると随分広いものだ。一応、大型バスも入って来れるようになるそうである。

今から28年ほど前に、私が始めてこの土地を訪れた時とは隔世の感がある。当時はこの道は農道であり、ここから先の畑に作業に行く人だけが利用していた道であった。当然、舗装などされておらず、軽トラックが通れる程度の細い道で、雨が降るとぬかるんで、四輪駆動のトラックでも動けなくなる様な道であった。道の両サイドの草原には、牛が放牧されており、春には山菜取りの人がうろうろ迷い込んできたものだ。

そんな、人里から離れた山の中に私が住み着き、10年ほどして、農道から市道に認定され、簡易舗装された。この時も、舗装のコンクリートは市が提供するが、舗装の工事は、この道を使う人間が人扶としてみんなでやった物だ。その後、私の家の前の土地に、修道院が入ってきた。今では、村の集落の人口より、私どもと修道院の方の人口が多くなってしまった。

そして、今回の拡張工事で、大型バスが入るほどの道に作り直される。便利にはなっていくが、良いことなのか?如何か?は判らない!

竹工房オンセ

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