高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

合格!

2009年02月17日 08時55分37秒 | ブログ

何と、東大入学より難しいと言われる別府の竹の学校に、あの大阪から来ているお惚けちゃんが入学したのだ。信じられない!アンビリーバブル!

昨日、竹の学校の受験発表であった。発表時間は午後1時。学校の外の掲示板に合格ナンバーが張り出されるのであるが、1時5分になっても電話が掛かって来ない。

「あー、やっぱりダメだったか?」 20人の合格枠に6000人ほどの受験生。300倍の競争率である。「思いだけでは、世の中、なかなか通じないのか?」と心配しつつ、1時10分頃、電話が鳴った。

「もしもし、もしもし、由紀ちゃん!どうやった!」

「はい、大丈夫です。受かりました!」

「そうか、良かった!良かった!」「何でもっと早く電話して来んのか!」

「はい、受験票を持っていると、結果を教えてくれるんです。それで、事務室で聞いていたんです。6000人中、〇〇番でした。危なかった!私としては、トップを目指していたんですけど……、複雑な気持ちですわ」

「何番でも良いやん!とにかく受かったんだから!オメデトウ!」「よし、今晩合格祝いをしよう」

「はい、ありがとうございます。」

と、こんな惚けたやり取りであった。

人生、何処でどう変わるか判らないものですな!1年前、初めて会った惚けた女の子が、今、こうして別府で竹細工の入り口に立つ事になったのだから…、まずは、スタートラインに辿り着いた事に「オメデトウ!」

(注)その後調べた結果、6000人と言うのは間違いで60人でした。

竹工房オンセ

コメント (1)
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