高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

万年筆 2

2009年02月12日 06時19分28秒 | 工房

最近は、日本の拘りを持った、高級万年筆を欧米に輸出する事も始めたそうだ。蒔絵をあしらった万年筆など、高額な商品への需要は結構あるそうだ。今まで扱った中で、一番高価な万年筆は、1本1500万円だったそうだ。

私の所で、万年筆の軸に竹をあしらった何かが出来無いか?と相談に来たのだ。限られたスペースに相当制約のある仕事である。しかし、何でも、挑戦!やってみる価値はある。とりあえず、サンプルを作ることになった。

言うことは、実にはっきりしていてビジネスライクであるが、ある意味インチキが無くて好感が持てる。「私たちは商売ですから、一つでも多く売れればいいのです!」と言う。「そちらの作れる値段と、製作日数、ロットを言って下さい。」と。

http://ww35.tiki.ne.jp/~thtinc/index.htm

はたまた、どんな結末に成るか?判りませんが、新しいお付き合いの第一歩です。

211_001 一緒に付いて来ていたインド系の青年は、彼の所でアルバイトをしている留学生であった。別府にあるAPUアジア立命館大学の学生で、彼のような留学生アルバイトが5人ほど居るそうだ。彼らに、外国向けのネットでの記事を書かせるそうだ。将来は、学校卒業後、帰国した時に、それぞれの母国で、彼の仕事のお手伝いをする事になるのかも知れない。

竹工房オンセ

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