高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

親心

2010年03月07日 04時53分59秒 | ブログ

今年、竹の学校を卒業する由紀ちゃんが、もう直ぐ、卒業である。
先日の卒業制作展では、「一年でこんな作品が出来るのですか?と皆さん驚いておられまた。」と、喜んでいる。3月16日に卒業である。私の工房には25日のミーティングの日から入ることになっている。

昨日は、和歌山から由紀ちゃんのお父様が、沢山のお土産を持ってご挨拶に来てくださった。小雨が降る、霧の濃い日であったため、随分と不安に感じられたかも知れない?
「大丈夫だろうか?こんな山奥の辺鄙な処に?」とこんな感じで・・・・

お話を聞いていると、「いつまで経っても、フラフラしている娘が心配でしょうがない」と仰る。そうですよね、幾つになっても子どもは子ども!「いっぱしの事は言いよるんですが、遣っている事をみると、いつまでフラフラしているのか?と思えてしまうのです。」と、

「どうして、この娘と知り合ったのですか?」とお聞きになるので、2年前の大丸デパートでの出会いから、今日、ここへ来るまでの経緯を説明させて頂いた。
お父様から見れば、「ひょっとしたら、変なおっさんに騙されているのかも知れへんな?」と心配されていたのかも知れません。

痛いほど、お気持ちがよく判ります。

私の所でも、思春期の息子が二人居ります。次から次へと、心配事を作ってくれます。「本当に、こんな事で良いのだろうか?」といつも、いつも思わされます。しかし、自分自身を振り返ってみると、やはり幾つになっても、未だに80過ぎの母親から見ると、心配の種なんでしょうね。

約1時間ほど、お話をして、工房を見て頂き、少しは安心して頂けたのか?
不安を募らせたのか?判りませんが、一応、責任を持って娘さんをお預かりさせて頂きますので、ご安心下さい!

あとは、本人の“やる気”しだい!
頑張ってくださいね!由紀ちゃん!

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