ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

20年ぶりに…

2010-11-08 16:36:41 | 時事(海外)
先日、20年ぶりにミャンマーで選挙が行われた。

もっとも軍事政権が様々な制約を付けたデキレース的な
選挙である。ミャンマーの人々は選挙後に何かが変わる
などとは露ほどにも思っていない。

また、スー・チーさんを支持していたミャンマーの人々も、
今回のスー・チーさんの取った方針は間違いだったと思っ
ている人々が圧倒的多数をしめるようだ。

スー・チーさん率いるNLDはスー・チーさんが身を引けば
政党として認められ、強い看板を利用して選挙を戦うこと
が出来かもしれないのである。しかし彼女はそれを本意と
しなかったが為に、選挙に参加すら出来なかったのだ。

どんな方法でも、例え野党としてでも国政に参加しなければ
何も出来ないものである。10年以上の自宅軟禁で充分わかって
いるはずなのに、その点はちょっと残念であった。

この判断は、名を捨てて実を取ることができなかった彼女の
政治家としての未熟さだったような気がする。というか、よく
考えれば彼女は、未だ政治家にはなっていないのである。

ミャンマーの民主化と中国の一党支配、そして北朝鮮の崩壊、
どれが一番最初に起こりえるだろう…?


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