ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

至福の時

2012-09-07 17:30:20 | つぶやき
最近、酒が強くなったと感じる。いや、こう書くと語弊があるかもしれない。
以前は缶ビールの小1本で目が回り、限界を感じたが今や2本までなんとか
飲めるようになった。というよりも、飲んでも気分が悪くなくなったと言った
ほうがいいかもしれない。

今回も中国やタイでよく飲んだ。青島にハルピン、パイナップルビールなんて
いうのもあったな。これは激マズだったが…。それに、シンハにチャンにLEO
にタイガービール、そしてフィリピンのサンミゲルも飲んでみた。

中でも一番おいしく感じたのは、断トツで中国のハルピンビールだった。
味覚がおかしいのだろうか?

しかしやっぱりビールの味はともかく、タイで飲むビールはおいしい。
仕事を終えると、路上の屋台でもち米と鳥や豚の焼いたものと、和え物のお
惣菜を買って近くにある屋台の汁そば屋に持ち込み夕食を取るのが日課だ。
今回からはそれにビールも加わった。屋台のおじさんは氷の入れたコップを
出してくれる。ここで道行く人を見ながら飲むビールと夕食は至福の時間で
ある。

先日、食事も終えかけたとき、小さな2人の男の子を連れた母親がやって来
た。母親は椅子に子供を座らせ、屋台のおじさんに何かを告げると一人でど
こかへ行ってしまった。

子供は別段、心配するそぶりもみせなかったが、屋台のおじさんが2人の
汁そばを作り終えると、子供の前に座って小さな器に麺を取ってあげたり、
フォークのもち方を教えたりとあれこれ世話を焼き始めた。

しばらくするとお客さんがやってきたので、おじさんが席を立つと今度は
バイクタクシーの運転手らが子供の世話を焼き始めた。ちょうどそのそば
屋の屋台の目の前が、バイタクのたまり場だったのだ。

タイ人は、人と人の垣根が低く、躊躇なく他人と接することができる人
なのかもしれない。

昨今のタイは経済成長著しいが、こんな大都市のバンコクの中心街でも、
まだまだ「昭和の日本」が残っているんだなーとしみじみ思った。

ちょうど日本発の機内で未だ見てなかった「三丁目の夕日」を見た後だっ
たので、オーバーラップして見えたのかもしれないけれど…。

タイが理想的な社会だとは、到底、思えないが、生き易さや暮らしやすさ
と言った観点から見れば、今の日本よりは遥かにマシだと思えてならない。

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