ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

論外の営業マン

2012-03-22 21:54:38 | つぶやき
引越しが決まり、引越し会社に見積もりを取ってもらった。

ネットで一括見積もりを依頼すると、一度に何社にも見積もり依頼でき、
非常に便利だったのでこれを利用した。
ただ、やはり正確に見積もるには、現物を見ないと、ということだった
ので、その中の三社に見積もりに来ていただいた。

三社のうち、二社の営業の方は皆、親切で対応も良かった。

しかし、一社だけ論外の営業マンがいた。

引越し会社にとって3月は繁忙期である。遅れてきたのは、まぁ、仕方ない。
とにかく家の中に入れ、運んでいただくものを伝えていく。
そして、基本の料金を出してもらう。その後、廃棄するものやエアコンの
取り付けなどのオプション分の料金を出してもらい、それを合算して検討
する。

しかし、このS社の営業マンは、なかなか料金を出さない。なんとか他社の
料金を聞こうと粘り、こちらからまず、「これくらいなら…」という値段を
言わせようとする。時々、アジアのモノ売りにも、こういう奴がいるが、こ
ういう奴といくら値段交渉しても、結局、相手の思う壺で、たんまりボラれ
るのが関の山である。

いい加減うんざりしてきて、「とにかく、とりあえず、料金を出してもらえ
ますか?」と強い口調で言うと、渋々計算し始めた。

そして、出てきた金額が、一番安いところの三倍であった。

「どうですか…?」と聞いてきたので、「滅茶苦茶高いですね!」と言うと、
「ハッハッハッ、どうしたら、うちでやってくれますか?」と返ってきた。
「他社と比べても、断トツに高いおたくをどんな理由で選べと言うんですか?」
「ハッハッハッ、引越しは、料金だけではありません…」
「そうでしょうね。でもうちは、最低限、モノを壊したり傷つけたりせず、
確実に運んでいただければ、それ以上は望みませんから…」
「ハッハッハッ、そうですか、では一万円引きでどうですか?」

すでにこの辺で、例えタダでもこの会社に頼むのだけは辞めようと思ったが、
さらにムカつかせるのが、こいつの話し方で、必ず、「ハッハッハッ」と
笑ってから話しはじめるのだ。何がおかしいのか全くもってわからないし、
目も笑っていない。

その後も、うだうだと自社の自慢話と、相変わらず、他社の動向を探りたい
らしくあれこれ質問してくる。
怒りも頂点に達しそうなので「では検討しますので、ありがとうございました」
と一方的に話を終えると、押し売りの居座りように頑として帰るそぶりを見せず、
「どうしたら、うちでやってもらえるんですかねぇ…?」などとほざいている。

「もう、本当に結構ですから…」というと、「では、書類だけ書かせて下さい…」
などと言い相変わらず粘る。
3分後、書類を書き終えると、今度は上司に電話をして、「うちの上司があいさつ
だけしたいと、言ってます…」ときた。
感情をこめて「もう、結構です!」きっぱり断り、ようやく帰って行った。

これはもう、会社の体質がおかしいのかもしれない。

布団業界で言ったら、○八○綿に近いものがある。「行ったら、何としても
売ってこい…」というか、この場合は「取ってこい」であるが…。

こういう会社で働く人は、本当に気の毒だと思う。おそらく離職率も高い
に違いない。

引越しのサ○イと言えば、引越し業界では大手なのに、こういう会社だったのか
とちょっとびっくりしたが、「子を見れば、親がわかる」というのと同じで、
「社員を見れば、会社がわかる」とあらためて思った。

しかし、未だに腹の虫が収まらないでいる…。


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