ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

どこまでもマイルド

2012-08-18 21:40:10 | 時事(国内)
たばこのブランドである「マイルドセブン」がなくなる。

すでに私は喫煙者ではないので、どうってことはないのだが、「マイルドセブン」
と言えば、日本を代表するたばこブランドのはずなのに、それが無くなってしま
うとは、なんとなく残念ではある。

理由は日本では嫌煙家が増え販売が伸び悩み、主にヨーロッパに輸出する上で
この「マイルド」という言葉が使えないなどの理由があるそうだが、ならば日本
で販売する分だけでも残したらいいと思うのだが、どうなのだろう?

しかし、「マイルド」という言葉が、健康に害がないかのような誤解を与える
という理由だけで、使用させないというのもいかにもヨーロッパらしい気もする。

ちなみにこの「マイルドセブン」、元々は、「ハイライト」から派生したものと
いうのは案外、知られていない。つまり、「ハイライト」を弱めたものが「セブ
ンスター」で、この「セブンスター」をさらに弱くしたものが、「マイルドセブ
ン」なのである。そして、「マイルドセブン」をさらに弱めたものが、「マイルド
セブン・スーパーライト」なのである。

ここまでくると、「一体、どこまで軽くすれば気がすむのか、これ以上やるなら、
葉を入れず、紙だけを燃やして吸え!」という気もするのだが、そこは健康喫煙
者のポイントであって、あくまでも健康的に肺がんその他諸々のリスクを出来る
だけ排除したうえで吸いたい訳である。

うちの家族はかつて全員が喫煙者であった。そのような中で育った私は、当然、
何の疑問もなく喫煙者になった。たばこを初めて吸ったのも、自分で買ったのも
小学校6年生の時だ。初めて購入したのは「キャビンマイルド」だった。その後、
中学2年の頃からは不定期に吸うようになり、中3で部活を引退してからは、ほ
ぼ毎日、喫煙するようになった。高校生になって一時、辞めたものの、高校2年
のなると再び、ほぼ毎日、吸うようになり、それ以降は、4年前に辞めるまでほ
ぼ20年近く吸い続けていたことになる。

今にして思えば、たばこなんて、まさに「百害あって一利なし」だが、まだまだ
喫煙者の気持ちは充分理解できる。

今後、どんなに嫌煙が進もうが、せめて、タバコを楽しむという文化は、残して
もらいたいものである。




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