ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

勇み足

2011-02-18 16:11:26 | 旅行(海外)
昨日、帰国いたしました。

今年度の中華民族の正月明けは確か2月7日(月)からだった
ほずだが、どこをどう勘違いしたのか、役所や銀行などは開
いているものの民間企業は2月12日(日)くらいまで休むと
ころも多いようで、完全に勇み足をしてしまった。

香港では15杯の海老ワンタン麺を食べ、列車で広州へ行った
ものの正月休みを再確認させられ、再び香港へ舞い戻り、翌日
は開き直ってマカオへ暇つぶしに行っただけで、全く仕事の
出来ない3日間であった。

おまけに、利用した飛行機がことごとく遅れたのも参った。

香港からバンコクへの便がエンジントラブルで3時間も滑走路
途中で止まったのをはじめ、タイのチェンマからバンコクへ
の便も2時間遅れだった。そして昨日の香港からの帰国便も霧
で2時間も出発が遅れ、自宅に着いたのは深夜12時近くで、全
くついていない時というのは、こんなもんである。

そういえば、借りていたバイクも乗っている途中にパンクする
し、タイで髪を切りに行った際も、おばちゃんに「少しだけ」
と言っているにもかかわらず、「まかせなさい…」と言わんば
かりにばっさり切られたのも参ったな。

そもそも香港の宿からして間違えたところに泊まってしまった
のもまずかった。3畳半くらいの狭さのシングルで、そこにベッ
ドがドーンと置いてあるので、スーツケースがベッドの上でし
か開けられないのである。超コンパクトにトイレとシャワーは
ついているものの、窓はないし、一応、テレビはあるが、完全
に刑務所の独房そのものである。貧乏旅行者ならまだしも、40
過ぎのそれも仕事で訪れた人が泊まる宿ではないだろう。
金額はこれで、1泊およそ2,000円である。

まぁ、考えようによっては、結果的に仕事にならなかったのだ
から、これでよかったのかもしれない、と思うことで自分を慰め
た次第である。

それにしても、駆け足で回った久しぶりの香港、深圳、広州、
そしてマカオだったが、中国マネーの凄さには圧巻するばかり
だった。特にマカオの変わりようには驚いた。かつては、寂
れた商店街のようだった街が、完全に一変していた。

本来、高層ビルというのは、上に向かって細くなるのが普通
だと思うのだが、あのリスボアホテルのビルは上に向かって
木のように幅が広くなって建てられているのであった。
何だか相当田舎者のようだが、あんなふうに建物が建つ、と
いうこと自体に大変、驚いた次第である。

いずれにしろ、このあたりは、人口過密都市で好きにはなれな
い街ばかりだが、やっぱり香港の海老ワンタン麺だけは、相変
わらず総じておいしかった。

今回のリベンジで、近いうち、また行かねばと思っている。



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