ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

第2位

2011-02-22 12:46:36 | 旅行(海外)
先日、シンガポールの新聞が、GDP比で中国に世界第2位の座
を奪われた日本に対し、「日本人はくじけてはならない…」なる
つまり、日本を励ますような記事を掲載した。

きっと、さぞ、落胆しているだろうと、日本人の心境をおもん
ばかってくれたのだろう。なんとも、やさしいではないか。
シンガポール人といっても、元々は中国人である。ルーツは同じ
でも、育った環境でこうも違うのだ。
まぁ、台湾人もそうだな…。

そしてこう、結んでいる。「GDPの順位だけで国の全体像は
語れない」全く、その通りである。

そして、そんな光景を2週間前、中国、広州の広州駅前で目撃した。
その日は、まだ旧正月で帰省の時期もあってか、広州駅の駅前広場
には、仮設トイレが横一列に20個ほど作られていた。驚いたのは、
このトイレの扉の外には、大きな水亀とその水亀を使い、水を流し
てくれるおばちゃんが、10人ほど配置されているのである。

つまり、用を足して出てくると、そのおばちゃんらが流してくれ
るのだ。こういうのを、お世話的水洗トイレとでもいうのだろ
うか。

しかし、何が嫌かというと、自分のしたものを他人に見られるこ
とである。「こいつ、今日は下痢してるのか?」とか、「デカ過
ぎて1回では流れないではないか、何食ってんだよ!」などと思
われながら、仕事されたのではたまったものではない。
もっともそんなこと考えてやっていないだろうが…。

まぁ、中国のトイレの話なら、こんなのは序の口だとは思うが、
ここは広東省の省都である。大都会だ。それも広州の駅前なのだ。
駅前といえば、街の顔ではないか。
人が多くてやむを得ずの処置だったのかもしれないが、他に方法
はなかったのかとも思う。

まぁ、どんなに発展しようと、こういうところは彼らの文化である。
当分、変わらないんだろうなー。

中東に触発されて、中国でも民主化要求のデモなどが起きている
ようだが、それにしてもリビアが凄いことになっている。

このまま、崩壊してしまうのだろうか?デモに対して空爆するとは、
やっぱりカダフィーは頭がおかしいのだな。こうなると、やはりカ
ダフィーには去っていただかないとリビアの人々が気の毒である。

泥沼化しないことを願うばかりである。

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