隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第642回は、『ドラマ 「わが家は楽し」』をお送りします。
『わが家は楽し』は、TBS系列で3月13日 (木) の21時から放送された、スペシャルドラマです。
プロデューサーは、石井ふく子。
脚本が、山田洋次のオリジナル作品。
尚、「隊長のブログ」では、山田洋二さんの作品・出演番組を、これで22本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 。
演出は、清弘誠。
この三人が、タッグを組むのは、同局で2018年6月に放送された 『あにいもうと』 以来、約7年ぶりです。
主人公の平山幸之助を演じるのは、小日向文世。
その妻・史枝役を戸田恵子、長男・和夫役を髙橋海人、長女・遥役を桜井ユキ、和夫の恋人・美鈴役を山田杏奈、遥の夫・雄太役は、えなりかずきが演じています。
他に、角野卓造、三田佳子、YOU、井上順、村田雄浩、岩崎加根子、キムラ緑子、などが出演。
あらすじ:仕事一筋だった主人公・平山幸之助(小日向文世)は、長年勤めた会社を定年退職。妻の史枝(戸田恵子)とともに穏やかな余生を送ることを楽しみにしていました。しかし、専業主婦である史枝には、実は「ブックカフェを開業したい」という密かな夢がありまた。史枝は、幸之助の退職金を使ってカフェを始めたいと考えていましたが、幸之助はこれに猛反対。史枝は何とか幸之助を説得しようと試みるも、まったく聞く耳を持ちません。これがきっかけで、家族たちを巻き込む離婚問題にまで発展してしいます。
この事態に、同居する長男で大学生の和夫(髙橋海人)は、自分の将来について悩みながらも、両親の離婚話にどう関わるべきか戸惑い、彼女の吉岡美鈴(山田杏奈)にも相談します。しかし、そんな美鈴には和夫の知らない過去がありました。また、長女で税理士をしている濱口遥(桜井ユキ)は、結婚して実家を離れていますが、この騒動に心を痛め、夫の雄太(えなりかずき)とともに両親の関係を修復させるべく働きかけます。
そして、家族たちが幸之助と史枝の行く末を心配する中、加代(YOU)が女将の行きつけの小料理屋を出た途端、幸之助がバッタリと倒れてしまい。。。
感想:久しぶりにオーソドックスなホームドラマを観た思いです。ただ、高度成長期のホームドラマとは異なり、仕事一筋で生きてきたサラリーマンの定年退職後の生活、専業主婦の生きがい、熟年離婚など、現代の家族が直面する問題に、テーマがアップデートされています。
さすが、「家族」について、数多くの作品に関わってきた、石井ふく子と山田洋次。安心して、最後まで鑑賞することが出来ました。
キャストでは、『渡る世間は鬼ばかり』シリーズでお馴染みの、角野卓造、村田雄浩、えなりかずき、など実績豊富な俳優陣に、髙橋海人、山田杏奈の若手が、うまく絡み合っていました。
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