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映画〝おくりびと〟を鑑賞

2008-10-07 21:12:15 | 芸 術

 旧暦9月大9日 旧重陽
 今、話題の映画〝おくりびと〟を見てきた、重い内容であるが重苦しさが無く退屈させない作品に仕上がっている。
 《概  要
 東京でオーケストラのチェロ奏者をしていた青年が楽団の解散で職を失い演奏家を続けることを諦め、妻を連れて故郷の山形に帰る。
 早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で即採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった。戸惑いながらも社長の指導を受け、新人納棺師として働き始めるが、妻に内緒にしていたのがやがて発覚、その後幾多の問題に遭遇しながら社長や職場の訳あり中年女性の生き様にも接し自分の仕事を天職として生きていくことを決意する。
 世間には率直に言って人の敬遠する仕事が幾つも存在し、嘗ては厳しい差別扱いさえ受けて来た歴史があった。
 
今も残念ながらその残滓が全く無いとは言えないが、それぞれ貴重な仕事として社会的貢献をしてきていることを忘れてはならない。
 先日も「日本は単一民族だ」等と言って辞職した人がいたし、極めて悪質な差別発言をした今の日本の指導者がいる。

  梅田・地下 「泉の広場」 ここを上がった所に映画館がある

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