真夏日
遷宮は珍しい行事ではなかろうか、自宅から徒歩約15分の所にある「式内細屋神社」がその近くの八幡神社に移転することになって工事が始まる。
「式内細屋神社」は神社と言うより「祠」と言える小さな社である。田や畑の中の小さな杜のなかにひっそりと鎮座していた、所が経緯は分からぬが周辺が開発されて商業施設や住宅が造成されるらしい。
「式内細屋神社」は平安時代に編纂された『延喜式(えんぎしき)』に記載されている伝統のある社で当時の渡来人「秦氏」とのゆかりがあるのではと言われる。
因みに所在地 は大阪府寝屋川市太秦桜が丘26-1 で、また近くには「秦河勝」の墓があり「秦」「太秦」の地名が今も散見される。[寝屋川市のHPなど参考にする]
奥のこんもりした杜の中
祠
自然が破壊され歴史的文化的遺産が商業主義の為に犠牲になるのは如何なものか?
神社仏閣が破壊されることは無いと言われていて[居]を構えるにも普通立ち退きなど考えられないとして、その近辺を選んだものである。
↓移転先の[八幡神社]も小さな神社
↓八幡神社の本殿
↑↓ビニールシートが掛かっている所に移転
でも、今度遷宮される場所は、立派な八幡神宮のお社の傍で、きっと神様もご安心のことともいます。